徒然日記・06月分。


06/01

ろくがつ。になって早々に、『アニメ GA・芸術家アートデザインクラス』の北海道放映が外れたと知り超ふて寝したい気分(←子供か) まぁ実際には土曜にもう、たまたま目にした紙面発表で知ってたけどね。イヤしかし残念だ無念だ、近来のアニメ中じゃあかなり本気で観たかった作品だったのだが… 評判次第ではもうディスク購入もやぶさかじゃないものの、でもやっぱりその前に、いちど自分の目で確認はしたいからなぁ。こーなるともう、ネット配信に望みを託すばかりだが、でもソッチもまた期待に薄いしね〜。しかしなんだ、原作者の地元で放送されるってのは少し微笑ましいなぁ、何故か『アニメ・To Heart』のチョット良いウワサを思い出してしまった(小笑)

06/02

今はまだ置いて後日に買うつもりだったんだがなー。ポキャスラジオを聴いて触発されてしまい、『DVD・ボーズの○○タイム 剣』をつい先ほど予約購入。うぅ〜ん、完全にローリング内沢さんらのトークに引っ張られてしまったヨ(笑) でもラジオ中で言ってたとーり、今や"その線"では大ヒット番組ディスクである『ゲームセンターCX』と比べても決して引けを取らない面白さを秘めたコンテンツだとは、同番組をそれこそ初回から観続けてきた私自身も思ってるので、どーにか知名度を上げてもらいたいトコロではある。『ゲーセンCX』だって、たぶんディスクになって知名度を跳ね上げたんだろーしなぁ。とりあえず買っちゃった以上、届くのが楽しみである。いま注文したんじゃあ配送は週末だろーけど。

さぁ、北米最大級のゲーム見本市ことE3、本年分が正式開催されたけど、先陣を、それもガツンと切ってきたのはマイクロソフトでしたな。LIVEの多彩な新サービスや、『FF13』を来年春発売予定とするなど、かなり盛りだくさんな発表内容だけれど、そんな中で個人的にイチバン見物だったのが『プロジェクトNatal』だとかって新感覚コントローラだねぇ。モノとしてはPS3で既に出てるEyeToyをより以上にグレードアップしたようなインターフェイスみたいな感じだけど、イヤハヤ、実製品でもマジでこんだけ高レベルな認識精度および機能性を実現できるんなら、コレこそホントに夢見た未来のテレビゲームって感じだよな〜。現実問題として面白いかどうかは完全に別にして、この未来感だだ溢れな様子には思わずトキメいてしまう。やーホント、このデバイスには感心しちゃったなー、正直なトコこれで日本市場に変動が起こるとは思わないけど、海外市場についてなら場合によっては勢力バランスが塗り変わるかもしれんぞ。

とりあえず個人的心証では大喝采なくらいのMSの発表だったけど、それでも"泣き所"はあるもので、今回の発表内容が日本市場への対応については軒並み未定状態だってコトなんだよねー。『FF13』や映像&音楽配信がそうだし、上記のモーションコントローラにしても日本ではリリースしないんじゃないかと私なんかは予想してるくらいであり。や、世界戦略で見るならソレは90点台までつけてやれるくらいの"正解"なんだけど、それでもやはり日本在住のいちユーザーとして寂しさみたいなモノはぬぐえるワケでもないからなぁ。いやホント、日本でのシェアがも少し明瞭だったら良かったんだろーけどねー。ココについてはつくづく、困った顔をする他無い。

06/03

先日レンタルしてきて以来、エクリップスの『nO limiT』がパワープレイ気味な今日この頃。『バスカッシュ』のOPテーマですね。まぁアレだ、全体の曲進行とか歌詞だとかはベッタベタなくらいのアイドルユニットソングって感じなんだが、でもベタ=王道の魅力ってのはやっぱあるワケで。しかしこの曲、初めて聴いたときから感じてんだが、イントロのメロディにどっか聞き覚えあるんだよなー、なんだろう?

連日引き続き、E3の話題をば。SCEからでは、個人的にやっぱ『FF14』の発表が最大サプライズだったかな。またオンラインタイトルってことは、つまりは『FF11』のサービス終了もそろそろ見えてきたって事でもあるんだろーね。つってもまぁ、『14』のサービス開始(=発売)はまーだまだ先だろうし、仮にリリースされても一定期間は同時運営ぐらいするだろーけどさ。あと他は、まぁ事前リークがあったけどPSP Goか。海外先行発売で日本は11月1日、コレは構わんのだけど、値段が思った以上に割高だったのが困りどころではあったかなー。マルチメディアプレイヤーとしては値頃感のある範囲だし、SCEとしてもソッチ系の売り方をしたいデジタルガジェットではあるのかもしれんが、「でもな〜」ってのはやっぱ強いか。昨日取り上げたMSのモーション検知カメラもアレ、円換算で言うと2万円予定だっつーしな、興味深いシロモノがどれも高め設定なのは色々な背景情勢を感じてしまうなぁ…




………え、任天堂? ロクなサプライズがなかったことに対して逆に驚いた有様ですが?(失笑) …まぁなんだ、『NewスーマリWii』は素直に面白そーだとは思ったし、『黄金の太陽DS』とか『罪と罰2』あたりは興味深かったけど、至極単純であり重要ポイントでもある"驚き"とゆー面では期待外れもイイとこだったとゆーか。イヤほんと、余所のブログで近来の任天堂の動向に辛口コメントを多数投げてたトコがあって、「ちと言い過ぎじゃねえ?」と思ってたけど、今回のこのザマにはその心情にも同調する他無い。なんてゆーか、のんき過ぎやせんか花札屋。こんな調子じゃあWiiはもちろんヘタしたらDSも、1世代限りのブームで終わっちゃってもおかしくなくなるぞ…(呆)

06/04

『イナズマイレブン』がいつの間にか夜会話システム(※『サモンナイト』シリーズ)を導入していた(違う…けどあながち外れてもいないよーな) でも円堂の総受けフラグ立て中心かと思ってたら(←言い換えてもアレな印象は変わってませんヨ)昨日は鬼道&春奈の兄妹デートだったしなぁ。…そのうち秋と夏未による女の友情シーンが入ると見た(大笑)

任天堂の株価が一時600円以上下がったらしく。まぁコレが世間の素直な反応だよなー、同社にはぜひその意味を熟考していただきたい。とは言え、ソレでも実際のトコで株価25000円を超えるバケモノ企業なのが現実でもあるのだが。企業的にこんだけ勝ってたら、そりゃのんきな風体もさらすわなぁ、もっともソレが何よりも危険なのだけどさ。

それはソレとして、PSP Goの名称や形状を悪し様に言うのをけっこうアチコチで見かけるんだが、個人的にはそんな悪くないと思うんだがなぁ。てか、昨日や上記の話題とはまったく分けたハナシとして、「ニンテンドーDS」のほうがよっぽどダサいと思うんだが(微苦笑) 世間に完全に浸透しきってるからあんま感じないとは思うが、名前も見た目もかっこ悪いってんならアッチのがキテるよーな気が。まぁ初代はホントにそー思うんだけど、Liteモデル以降は言うほどでもないかぁ。そしてそんな中でDSiとWii本体の新色が出るだとかで。この黒Wiiはチョット格好いいかもなー、まぁ写真写りに上手くだまされてるだけか分からんけど。

06/05

余所のレビューサイトで言ってたことそのまんまではあるんだが、『バスカッシュ』の唐突なフラグ連発っぷりが中の人的な意味でみょーにウケた(笑) まぁメガネっ娘だけ余っちゃってたけど。そーいや本作・『マクロスF』・『かんなぎ』の3作ともTBS系の番組だったっけか、なにこの因果関係。てかメインヒロインがますます不明になってきたな〜、番宣スポットのときはセラがそーなのかと思ってたら、いざ始まってみればミユキがソレっぽい立ち位置にいる、と見せかけて今の展開ではこの状況か。疑似ハーレム状態のようでいて本命不在(?)ってのはあんま見ない気もするなー。

1行コメのお礼ネタのを変える気でいたけどコッチ先行になったな。コミックレビュー『鋼の錬金術師10巻』を追加。もう、何ヶ月ぶりの更新だー、とか、そんな下らねえことも言いたくなくなってきたなさすがに…(大苦笑) てゆーかいいかげん、レビュー執筆のローテーションだとか考慮するのも止めにする。単純に手持ちの作品からのレビュー掲載が種類埋まりだしてきてるのもあるし、それで"縛り"入れてるせいで更新が回らなくなるのもあまりにバカバカしいし。まぁそもそもが誰も読んでねーようなコンテンツだから、そんなこと考えるの自体が無用な手間ではあるか分からんけど。

06/07

『鋼の錬金術師・FA』、予想してたより1週間遅れで退場なすったなぁ(←不謹慎な発言) てゆーか、『屍姫』の時といい本作といい、ガンガンアニメでの藤原啓治さん演じるキャラは死亡率高いなー、とかアレなことを思ってみた。んでまた、死に際のその演技が上手いから困るんだ…(笑)

買うの先延ばしにしてた本とかまとめてゲットしたら、想定の倍額くらい費やすハメに。ちょ〜っと置いとくとすぐ新刊とか出てるなぁ… そんなこんなの中からピックアップ、まずファミ通WAVE・DVD。いやー今月号は何気に買いじゃなかろーか、『マリオカート(初代)』のタイムアタックには大興奮、あのタイトロープを渡るかのような超絶ライン取りは必見に値する…! あと松島初音さんのコーナーも見物だったなぁ、この番組はもしかしたら『ゲームセンターCX』の後継を担える存在になれるかもしれない。今回もまた『シューティングラブ200X』やってみたくなったもんなー。

そしてもうひとつ『ONE PIECE54巻』。SBSでの発言にはぶっちゃけ心の底から呆れ果てた「最初からやりたいことは1つです。色んな話がつながって、最終章がイチバン面白くなる漫画」って、あの作者これまで12年と費やしてさんざんに"暴れ"まくっておきながら、この上であくまでラストにこそ賭けてるってのかよ…!!? 嗚呼…もう本当に、コレまで描いてきた(くる)あらゆる伏線をこぞって集結させて物語のファイナルを盛り上げるために費やす、その事だけが本作における真の目標なんだろーなぁ…… ジャンプSQのインタビュー記事で松井優征さんも述べてたけど、基本的な"目当て"は同じだってのか。なんかもう、今また改めてこのマンガに惚れ直した気分ですらいる。しっかし、たしかに連載12年・コミックス50巻超は長丁場にもほどがあるよなぁ、そんな作品を連載開始時からリアルタイムで通読できている、私を含めた読者各位はもしかしたらとても幸運な"世代"と言えるのかもしれない。

06/08

最近になってまた『ドラクエ9』の店頭販促ポスターを見かけるようになって、あぁ発売日が舞い戻ってきたのだなー、と実感しだす今日この頃。そーだよなぁ、全国の待ち望んでたユーザー、よりも販売店こそが大迷惑を被った唐突な延期を経て、今やもう残りひと月なんだなぁ。…ちゃんと出るのかね(ぼそっ)

どっちかっつーと自戒としての話題。個人サイトでも議論スレッドでも、色んな場所でいわゆる「これだからゆとりは…」みたいな発言をたびたび目にするけれど、コレって相当に傲慢な物言いだよなぁと、ふと先だってに感じたりして。なんてんだ、「ゆとり」とゆー単語たったひとつで世代較差をザックリ区別しようとする行為がずいぶん身勝手に思えるし、そう発言することでの上から目線的な感覚がスゴい嫌に感じるんだよなぁ。もう一回そう思っちゃったら自分の中で止まらなくなってきてしまった。何がそんなに嫌悪感を誘うのか自己分析してみたんだけど、つまりは「ゆとり」とゆー具体的な言葉だけで"ソレ"を語ってしまっているから、うざったく思うんだなーオレは。

個人的に、違う"世代"を自分(たち)の感覚・感性だけをもって一方的に評価してしまうのって、相当にお門違いな事だと私は思うのだよね。なんせ自分たちだって、より上の世代から同様に思われているハズであり、そんな中で当の我々は「だからどーした、知ったことか」が基本的な対応だろう。いわゆる「最近の若いモンは…」ってヤツはそれこそ、平安時代にすら「近ごろの若い者は言葉遣いがなっていない」という記述があったらしいほどなので、人間社会の中で永久に消えない"モノ"なのだとは思う。でもその中で、現代のネット社会・世代では「ゆとり」ってベンリな単語ひとつで事を片づけようとしてしまっているワケで。

気楽に使える上に分かりやすい線引きも示せるから"ゆとりじゃない世代"が便利にコレを利用してるんだろーけど…チョイとキツめに言わせてもらえば、そんな単語に気安い便利さを見出してるヤツの方がドたまがユルいんじゃねえ?ってトコなんだよなー。んなカンタンな言葉に日和ってんじゃねーヨゆとり前世代、と。大体が、そーやって自分と違う世代の階層を見下しておいて、逆に自分たちこそが時代遅れで間違った感性を持っているかもしれないとか、そーゆう考えは無いのだろうか? …まぁ無いからそう言えちまうんだろーな。

まぁコレはしょせんあくまで私個人だけの考え方であり、実際に活用しているネット上の様々な人たちは彼らなりの理由をもって使っているのかもしれないけど。ともあれ私自身は、今までに使ったことは実際無いハズではあるが、この先この単語は決して使わずにいたいと考える所存である。批難する行為自体を"否"とするつもりは皆無だけど、少なくともこんな安っぽい言葉ひとつだけで差異を語るよーなことはしたくないなぁ、なーんて。

06/09
毒ガストンネルに四苦八苦してたら、いつの間にか普段日記をアップし終える時間が過ぎていった… コチラで取り上げてたからフラッと遊んでみた次第だが、本サイトとスレッドのヒント、両方使ってどーにか上級編まで攻略完了。にしても懐かしいもんだなー、ずいぶん前にココとはまた違うサイトでこの手の謎解きにハマって、自分の旧サイトでシークレットページに仕込んでたんだよねぇ、今はもうやっとらんのだけど。問題の難易度組むのがけっこう難しいし、クリア時の"ごほうび"も考えるの面倒だからなー。ちなみにその旧サイトのヤツ、ラストが難しすぎたのか誰も攻略できてなかったりする(笑) サイト止めたあとで友人にひとり、答えを訊かれたんだっけなー。
06/10

近ごろめっきり気温が上がってきた。まだ掛け布団使ってるけど、少しばかり窓開けてないと寝苦しいもんなー。まぁうかつなコトやって風邪ひいたりせんようにしないとならんが。

Natalの体験模様。イヤハヤちゃんと遊べてるんだなー、人間の"動作"なんてノイズだらけだろーに、その辺はソフト上の処理で上手いこと"翻訳"してるのかね。てゆーかホント凄いよなぁコレ、先日も取り上げたプロモムービーでは「とりあえずこんな感じのことが出来るように作っています」的な、悪い意味じゃないウソ(作り物)の映像って印象が観てて感じられたのだけど、この動画は低質な出来映えだからこそ伝わる実製品の機能に関するリアリティを覚えさせてくれる。イヤしかしつくづくこの未来っぽさは半端無ぇわ、昔なんかのテレビ番組で、モーションキャプチャーを利用したゲーム開発の模様(『バーチャファイター(2)』の取材か何かだったよーな?)を観たときでも、「最新技術ってスゲーなぁ」と子供ながらに感嘆したものだが。今やボディマーカーの装着すら必要無しに、特殊なカメラ機材のみで同じコトがご家庭でも(←ここポイント)遊べるようになってる、しかもソレがせいぜい2万円そこらの出費で(←ポイントその2)実現可能ってんだから。なんだヨこの技術進歩。

やはり相変わらず、実際遊んだとして本当に楽しいのか・そもそも遊ぶための住環境を確保できるのか・価格面から見ても大きな普及は難しいのではないか、などといった問題は正直いくらでも思いつくのだが、それらネガティブイメージを蹴っ飛ばせるだけのインパクトがこのアイテムには秘められている。私の人生観持論として「"未来"は現代にこそ存在している」ってのがあるんだけど、Natalはまさにそのひとつと言えよう。…チョイと上の文面に戻るけど、もしこの映像をガキの頃の私が見たら一体どー思うんだろ。やっぱストレートに目を疑うだろうなぁ(笑)

06/11

『イナズマイレブン』、今週放送分自体は「まあまあ」の内容だったが、ぶっちゃけ来週がメチャクチャ楽しみで仕方無い。まず鬼道にとって大きな試練になりそーだし、何より今の状況で影山になんて遭遇したら風丸なんて神のアクアを取引しそうだしで、もう良い意味で不安でたまらん。クールの節目にキッチリ期待度の高まるエピソードを持ってくるよなぁ、あぁ次回が待ち遠しい。

そしてもうひとつ待ち遠しいのが今週のファミ通、ってゆーかリーク情報がもうそこいら中で流れちゃってるワケだが、『スーパーロボット大戦NEO』とやら気になって気になってどうにもならん! いやマジでホント何事だろう、このオレ世代を的確に狙い撃つ強烈無比な新規参戦ラインナップわ。『リューナイト』こそリアルタイムの視聴はしてないんだが、『ラムネ&40』も『ライガー』も『アイアンリーガー』もエルドランシリーズも全部見事に"通り過ぎて"きたヨ!! まぁなんだ、本当に正直なことを言ってしまえば『スパロボ』そのものはまったくプレイする気にならないんだが(※シミュレーション系全般が食わず嫌いな男)、それはソレとしてこの作品群にだけは果てしなく興味が尽きない。あ゛〜、早く店頭デモ映像が流れないかなぁ…

つーかどっか余所のブログで言ってたんだけど、この登場作品群ならいっそ『ワタル』や『グランゾート』といったファンタジー系ロボットアニメ縛りでラインナップ組まれても良かったよなぁ、と。てか、マジでそこまで入ってくるんだったらさすがの私ですら買うかもしれない(笑)

06/12

E3で発表された『人喰いの大鷲トリコ』ってヤツ、何回タイトルを目にしても毎度、釘パンチを打つ某四天王の人ばかりを思い出して仕方がない。喰うは食うでも「人喰い」だし、そもそも「大鷲」って書いてんだろオレ! てゆーかまぁ、同じこと考えてる人は少なくないと思うけど。

事件は昨夜。ウインドウズのシステムアップデートが終わった後、無線LANのマネージメントソフトがあからさまに不具合発動、再起動等の操作も役に立たず軽く青ざめてみてから、思い立ってシステム復元を実行してみたら滞りなく元に戻りましたとさ。あって良かった復元機能!(けっこう本気で安堵) てか、こーゆう真っ当な(?)アップデート不具合に見舞われるのは初めてなのもあって、少し驚かされた。PC買い換えて以来フツーに安定して使えてたから気にしてなかったが、Vistaもそれほど安心できんものだ。

06/14

ゲーム関連の小話をズラズラと。(←ネタが豊富なようでそーでもない微妙なときによく取る手段(←言わなきゃバレないだろーに…)

XBLAの『電脳戦記バーチャロン・OT』用ツインスティック。まぁプレオーダー方式で作るの決まったことは少し前から聞き知っていたが…コレも大概デタラメな商品ではあるよなぁ、だってDL専用ゲームのためだけに用意された特別コントローラを完全受注で3万で売るってんだから、どんだけ前代未聞な企画だコレ。それでもプロジェクトが動くだけの要望が存在している事実、そしてソレを実行に移してしまったホリとゆー会社の存在、これらの原動力にはタダ驚愕する他無い。そんだけ『オラタン』がコアなファンに恵まれた作品でもあるってコトか… そーいや友人に一人、DC版でツインスティックも持ってた人物がいるが、あの人はコレ買うんだろーか。まぁ買わない理由も無い気はするが(笑)

バーチャルコンソールで『スーパーワギャンランド』をプレイ中。なんつーのか、DSの『ちびっこワギャン』よりコッチのがイイなぁ、と。イヤ、"ゲームとして"の作りで言えば『ちびっこ』の方がステージ構成や各種バランスは優れているんだが、でも全体的な"感覚"として『スーワギャ』のが好みとゆーか。てか『スーワギャ』は音楽とかグラフィックが好きのよねぇ。ポップな感じの強いBGMや彩度が高い本作の絵作りはなんか自分好みである。

泣くほど強かったゲームのボスキャラ。自分にもなんかいたなと考えて思い出した、『ビューティフルジョー』のラス前ステージボス(←名称忘却。なんか燃えてるライオンのヤツ)だ、アイツは死ぬほど苦労したなぁ… なんせ普通にダメージ与えるためにまず高難度の避けアクションをこなして、ダメージ入るにしてもあんまし体力ゲージ減らんしで、撃破までにいったい何回コンティニューを繰り替えしたやら…(遠い目)

この土日でまさか240分全部観ちまうとは。『俺たちのゲーム番組・ボーズの○○タイム 剣』が通販で届く。注文したのが発売日前日だったせいか、届くのに1週間以上かかってしまったな… まぁなんだ、毎月毎号本誌で観続けているが、改めてこの番組は面白すぎるよな、カオスな演出にダラダラと描かれるゲーム模様は何度観ても見事だ。つーか「重い対決」シリーズはマジにバツグンだよなー、イイ歳した大人が『スーパーマリオ』や『アイスクライマー』でガチ勝負する姿はあまりにも素晴らしすぎる…! 次の『盾』も買わねばなるまい、シリーズ第1巻だけ持ってないとか気にしてたらダメだな、うん。

またXBLAより、『マジック・ザ・ギャザリング』の配信日決定ただし日本版の予定は無しで。う〜わ〜、ずいぶん前に開発中の記事も取り上げたけど、コレすっげぇやりてぇな〜、真剣に日本版出してほしいんだけど… まぁローカライズの手間が他のどのゲームよりもずっと面倒だろーからなぁ、その"ハードル"がまず高いんだとは思うが。結構本気で、1500ゲイツぐらいに値上がりされても構わないから日本語版作ってくんないだろーか。本作に必要な"手間"考えたら、それくらいまでなら全然許容範囲なんだけどねぇ。


――以上、また明日。

06/15

アニメ『黒執事』の第2期が制作決定したってんだが…イヤまぁ、今回の報それ自体はフツーに嬉しいんだが、いちおうはキッチリ完結したアニメ版をどーやって再開するのか気になって仕方無い。『鋼の錬金術師』みたくアタマから全部仕切り直すのか、『ハヤテのごとく』よろしくある程度まで踏襲した状態で続きをやるのか。 …そーいやふいに思い出したけど、『魔法陣グルグル』って、私は2期をまったく観てないんだがアレはどんな具合にアニメ再始動したんだろ?

箱三郎のアップグレードバージョンがNatalと同時期に出るかも、だとさ。単に新型が出る、ってハナシだけなら眉唾ものだったけど、Natalに合わせて、とゆーコトだと何気に納得しやすいかも。なんせNatalが何かと新機軸なデバイスだしねぇ、PSPシリーズの『Go』やDSシリーズの『i』みたいな、本当の次世代機へのブリッジ的マシンを同時に立ち上げて動かしてこうってぇのは結構"ありそう"には思う。それに箱自体、現行機では最先発のマシンだしね、次のネタが見え始めてもあんまヘンじゃないわな。タダまぁなんだ、半次世代機(?)は「携帯ゲーム機=所有面のフットワークが軽い」からイケるようにも思えるしなー、据置機の箱で上手いこと回るかどーかは不安かも。

てか、どのみちこの杞憂も、そもそも話題自体がウワサ以上のモノじゃないから、何をしゃべったところで"鬼に笑われる"内容でしかないけどねー。…ネタがちゃんと見えてくるのはまた来年のE3になるのだろーか。

06/17

なんか今日一日、ラジオでやたらと忌野清志郎さんの楽曲をパワープレイしてて、「何かあったか?」って感じだったんだが…もしかして四十九日だったっけ?

次の日記で取り上げようと思ってたら、1行コメントの方で先回りされてて少し笑えた(笑) てゆーかリアクションじゃない"意見"をもらうのってウチのサイトじゃめずらしいなぁ。そんなワケで本日のお題、初め話を聞いたときは相当な物議を呼びそーだと思いましたヨ、『スーマリWii』に搭載する予定のお任せクリア機能。で、文面読んだ後になんか思い出しそうな気配があって、「あぁ、『テイルズオブヴェスペリア』のレベルDL販売がまた発展したよーなモンか」、と得心した次第。そんなワケでやはりコレも、使いたくないヤツは放っとけばイイじゃん、って感じなんだが…まぁコメントくれた方についても「そーゆうこっちゃ無い」ってのは分かってるので、も少し突っ込んで話題を掘りますか。

先に言ってしまうと、ワタクシ実は肯定派。意外と"有り"なんじゃないかと思ってたりする。まず背景的なモノとして、Wiiってホントに『スポーツ』や『フィット』を代表にしたゲームゲームしてないタイトルがデカ過ぎる"シェア"を持ってて、一般的なゲームらしいゲームを知らない・遊ばないユーザーが、私を含めた通常のゲーマーが思ってる以上に多いワケだ。そこで"呼び水"にする、そんなカジュアルユーザーにゲームの面白さを少しでも知ってもらうために、今回のコレに限らずとも初心者救済を講じるのは別段間違っているとは思わない。例えば『メタルギアソリッド4』もビギナーのために超初心者向けモードを搭載したりしたしね、アレだって「難しいからやる気にならない」より「気になるからゲームを進めたい」を優先・厚遇するために用意されたワケだ。むしろあるイミ、それくらい救済措置を取り込まなけりゃならないほどカジュアル層とゲーマー層の較差って広がっているってコトなのかもしれない。

もひとつ、てかコッチが自分的なキモなんだけど、オプション機能ひとつで「クリア扱いになる」ではなく「デモプレイでクリアしてくれる」とゆー部分に感心が湧いた。コレはCPがマリオをお任せで操作してクリアしてくれるってコトだと思うけど、ソレってつまりプレイ動画だよね。「それじゃ"ゲーム"の意味無いじゃん」ってのが否定派の見解なのだろーが、私はさほどそうは思わず。『ゲームセンターCX』や動画配信サイトなんかでも色々あるけど、ゲームを遊んでる様子・自分でプレイしないで勝手にゲームだけが進んでる様子って、たとえそのタイトルを知らずともタダ観てるだけで結構楽しめるモンなんだよね。ソレにそーゆうのを観てて「自分もやってみたい」と思い立つことも少なくないワケで、もしかしたら「オートでクリアしてもらった→終わった」の中から「クリア方法を教えてもらった→次は自力でチャレンジしてみよう」を引き出そうとゆー狙いもあるのかもしれない。つーか、そうなれたらしめたモノで、ココからゲーム本来の魅力を知ってもらう足がかりが生まれるなら御の字ではなかろーか。また別に、普通に自力で攻略する(できる)一般ゲーマーにしても、ひとしきり自前でクリアして、あとでデモプレイに任せてCPがマリオを攻略する様子をボケーッと観る、そーゆう楽しみ方もあるんじゃないかと思う。てゆーかコレはオレがやりたい(笑) CPの多分つたないプレイ模様を眺めながら、「おー、がんばるなコンピュータ」とか言ってみたくはある。

とまぁ、そんなこんなで私はワリと肯定的にこの件は受け止めている。「ゲームの意味が無い」とか「初心者舐めすぎ」とか「ゆとり仕様だろ」とかって意見もモチロン理解するし、正直ただ一概に賛同してるワケでもなく批難の見解だって無い事はないが、それよりはWiiのユーザー層についての考慮やその背後の"狙い"だとかを考えると、何気に悪くはないと感じている。ま、もっと正しい見解(?)は、同機能の詳細が公表されてからになるだろーけどさ。実際の内容次第では意見変わるかも分からんしね。今後他の作品にも導入する、って部分も含めて。


んでソレとはまったく別に。リンク先の1行目、「『マリオG2』に深い物語は要らない発言」ってコレ、このコメントの一体どこに問題があるのか真剣に理解できないんだけど私なんかヘンだろーか。マリオシリーズのバックストーリーにテーマ性だの重厚感だのなんぞ、あったって本気でジャマくさいだけだろーにソレが何か悪いの? むしろそのトレス紙よりも薄っぺらいシナリオこそがマリオの魅力ですらあると思ってるくらいなんだがなぁ。RPGタイトルにしても、起承転結くらいはさすがに無いと困るけど、基本的にはひたすらお軽い物語展開だしねー。なんてゆーか、恋人がさらわれて悪魔の城から助けだそう(by『くじら12号』(※この曲の歌詞は『マリオ64』を元ネタに作られた)でオールオッケーじゃん、それ以上の何をマリオ如き(注:誉め言葉)求めるとゆーのか? 主人公に個性があるJRPGはうざったい、てな件もあったけど、海向こうの"感性"はイマイチ理解できないトコがあるな〜。

06/18

き、禁断のシュート・皇帝ペンギン1号!!? あまりにもあんまりなベタさ加減に逆に燃えた昨夜の『イナズマイレブン』ラストシーン。鬼道の「止めろ、その技は…!!」とかものすっごい"お約束"だよなー、このド直球な王道っぷりは半周回って実に熱い。しかし、2号が3人連携なのに1号は単独技で威力は上っぽいのはどんな力量バランスなんだ、発動を3人で分担することで個々人の身体的負担を抑えたのが2号ってことなのか? まぁ禁断の技だから威力が上、って方がストレートに分かりやすいケド(笑)

昨日取り上げた『スーマリWii』のデモプレイ機能のもうチョイ突っ込んだ機能説明の話。ナルホド、必要な部分だけゲームプレイを交代してもらうカタチにするつもりなのかー、機能の是非についてはいちど全く別にして、純粋に技術的な部分で興味深いな。とりあえずやはり正式な発表が待たれる、たぶん秋カンファレンスになるんだろーな。

ソレにしても今回のこの話題、訪問者の方からも否定・賛同それぞれ色々コメントをもらえて実に面白い。こーやって論議が行われると、サイト管理人やってて冥利に尽きる瞬間だよなぁ。同意でも有りだけどやはり重要なのは反対意見で、こうやって自分とは異なる見識を聞かせてもらって、ソレに対しておのれの見解を改めて返すことで、自身の考えの拠り所みたいなモノや何を持って是とするか・否とするか、自分だけで考えてる分にはなかなか見えてこない深い部分が浮き彫りになってくるもので、そこに議論という行為の楽しさがあるのだよなー。ひとりでこーやって自分の意見だけを書いてて、それでも不足は無くもないんだけど、やはり他者の意見を交えることでしか現れてこない"モノ"ってのは本当に多いのである。昨夜分の掲示板レスなんか、クロストークのおかげでやっと出てきた"真意"もたぶんに含まれてたしなぁ。つくづく大きい収穫だった。他者の意見を多く得る、とゆー面では議論スレッドなんかを見るのもひとつの手段だが、アレはどっちかって言うと煽りを目的としたコメントの方が目立ってしまうからねぇ、イマイチ参考意見以上のモノにはなりがたい。それよりは個人サイトで各人のシッカリとした言質に基づく意見をひとつひとつ目にする方がよほど有意義ってもんだ。

んで話題を戻すけど。色々見て回った中で、「宮本終わったな」みたいな発言をけっこう見たんだけど、そーかなぁ、私なんかはむしろ実に宮本さんらしい提案だと思ったくらいなんだけど。あの人、色んなインタビューを通して感じるに、いわゆる「ゲームのためにゲームを作ってる人」とは何か違ってて、「娯楽を生むためにやってるのがゲーム制作な人」って感じなんだよな。だからそーゆう人が、掲示板のコメントから言葉を借りますけど、従来的なゲームを否定するような方向に行くことには大きなズレを覚えないのだよね、自分なんかは。これがカプコンあたりから提示されたアイディアだったらさすがに「ついに終わったか?!」ってなったと思うけど(笑)

しかしなんだな、この機能に対して「"ゲーム"を殺す行為だ」と述べてる方々は本当にゲームが好きな人なんだろうなぁ。ソコから行くと私の発言のなんと淡泊なことか。むしろ淡泊を通り越して薄情ですらあるよな、昨日の日記とか掲示板のレスとか読み返しててホントにそう思ったヨ。まぁ性根からして情とか執着の薄弱な男だしなーオレ、あるイミおのれに対してブレが無いのかもしれんが…こんなヤツがゲーマーを名乗るのは冒涜でさえあるかもしれない(苦笑)

06/19

ガンガンONLINE、『アマノイワトヒメ』が終了してしまって残念な気分。でもまぁ、プロローグのケリが着いたところでジョーカー紙面に継続移転ってのは上手い流れではあるなー。そもそもお姫様の存在からして連載開始当初から出オチみたいなトコあったし(笑) 他にも今週は読み切りダービー第2弾で6本も掲載されてたり、このWEBコミック、後発的存在の中でけっこう活発な活動見せてるなー。良い傾向だ。

昨日・一昨日と続けて取り上げてる『スーマリWii』のデモプレイ機能の問題。コメントもらったり余所のサイトに投稿したりしてたら更にまた前進して"見えた"モノが出てきたので、本日もまたしつこいくらいの繰り返しでネタを掘りこんでみる次第。ゲームにさして興味のない訪問者様に到っては連日つくづく退屈な内容かと思われるが、まぁそんなモンはウチのサイトじゃ毎度のことなのでひとつサッパリと諦めてもらう方向で(←つくづくタチの悪い管理人ですね)

でわ。他の意見聞いたりコメント返したりしてて感じたんだけど、どーも自分の視点は非ゲーマー寄りの考え方っぽいなぁ、と。昨日にも言ったけど、ゲームを大事に考えてる人間の発想ではないんじゃないかって気がしてきた。そーなんだよな、ゲーム第一の見識なら普通、ゲームを否定する流れには憤りを覚えるのが"真っ当"だよなー。それと別に、このお任せモードについて『マリオ』だから"有り"に思えるんじゃないか、というのが。コレは余所の掲示板でコメントした事なんだが、たとえば『魔界村』に搭載されるとしたら私は猛反発したかもしれない。まぁ『魔界村』じゃなくても『忍者龍剣伝』とかでもイイんだけど(←またビミョーな例を…)、マリオは幅広いプレイヤーに向けられた間口の広い作品だからアレが許されるのであって、そうではない、あくまでゲーマー向けに作られたまさに"純ゲーム"とでも言うべき作品で用いるべきモノでは決してないんじゃないか、と。骨太なタイトルはそのままの"姿勢"を貫くべきなのではないかと思ったのだよね。

そしてそれらを踏まえて今朝…歯ぁ磨いてるときか?、閃いたのが、この機能、ライトユーザーですらなくソレ以前の、ゲームビギナーとでも言うべき層に向けたモノ、言ってみたらお年寄りにゲームをやってもらう(知ってもらう)ための機能なのではなかろーか。つまりは正真正銘の「はじめてのゲーム」、そのために用意されたモノだとしたら? 少なくともこの解釈(?)だと自分の中でかなりの部分がしっくりハマるんだよね。

ゲームは自力で障害を乗り越える、そのカタルシスの突破にこそ価値と魅力がある、ソレは真理なんだけど、もしソレが適わずに放り投げられてしまうとしたら。そこでコンピュータがプレイを肩代わりしてクリアに近づける、この言ってしまえば極限にヌルい仕様のおかげでお年寄りにだってゲームを"体験"してもらえる(※プレイ、ではない)のではないだろうか。「自分でやらなくてもいいゲーム」の神髄はココにある。コレに対し、掲示板のコメントをお借りしますが、「自分が苦労してこそ価値がある」などと言ったところで、お年寄りに対しては要らぬ世話(むしろ釈迦に説法レベルかも)でしかないだろう。本当を言えばこの助勢は孫あたりの役目なのだろーが、孫とじーさんがいっつもゲームやれるかったらそんなワケにもいかないし。またこの考えについて「それじゃあ味気ない、面白くない」と感じる方もいるかもしれないが、それは正直タダの感情論。好き嫌い・良い悪いの問題ではない、有ると便利か否かで話を進めているのでご了承を。

ではそんな中で、『Wiiマリ』はビギナーのためのゲームでしかないのか、(あえてこう言わせてもらうが)"我々のようなゲーマー"の事は度外視なのか? そんな事はひとつも思っていない。前にも述べたが、嫌だったら使わなければいいのだ。「はじめてのゲーム」に対して、制作側には救済措置を盛り込む義務があるが、プレイヤーにあるのはソレを利用する権利だけだ。その権利はメイン対象であるゲームビギナーにすら適応される。この辺について「簡単に楽を得られると知っててわざわざ苦労を買う人はいるか?」といったコメントをいただいたが、ならそーゆう人たちは皆、あらゆるゲームをイージーモードだけで遊ぶのだろうか? そんなことは無いハズだ、自らの腕を試すべく高難度に挑むことだって多々あるだろう。ココにあるのは選択権である。任天堂(宮本氏)は「使え」と言ってるのではない、「こういう機能を入れる」と言っているだけのハズだ、ソレはユーザー各位に権利を与えるだけのことである。使いたいヤツは使えばいい、要らない人は無視するだけだ。この辺について個人的な実体験がひとつあるんだが、まぁハナシがムダに長くなるので割愛。

そしてこの「やらなくてもいいゲーム」はそれ故に、「はじめてのゲーム」だからこそ許される事柄ではないかと思う。上記のような、ゲーマー向けの高難度仕様を目指したゲームは、多様なゲームの選択のひとつとして絶対無くなってはならないし、またそーゆう作品にこのデモプレイ機能は一切相応しくない。汗と涙を費やして苦労と挑戦を重ねてようやくクリアできるようなゲーム、そんな作品はその"矜恃"を決して失ってはならないのだ。そのような作品にとってデモプレイ機能はもはや害悪でしかない。だがしかし、お年寄りにも手を取ってもらうような「はじめてのゲーム」にとっては、自力じゃなくてもクリアできてしまう機能は美点にこそなれ、ゲームへの冒涜にはならないのではないだろうか。


以上、様々な意見交換から見出した自分なりの更なる解釈である。個人的には本当に、この見解が出てきたことでこのデモプレイ機能についてはひとしきりの決着がついた気分。お年寄りにも向けた「はじめてのゲーム」、コレが任天堂の目的かどうかは別にして、私個人の意見としてはすべてに納得がいく。正直、"ここ"には自分ひとりでアタマをこねくり回しているだけでは決してたどり着けなかったであろう、その点からは賛成・反対ひっくるめてコメントをくれた方々に深い深い感謝の意を示したい所存。ご意見くださりまことに有り難うございました。

ちなみに本件へのコメントは未だ随時募集しております。それと、反対派の方には更なる反論を希望します(笑) これ、まーだなんか掘り下げられそうな気はするんだよねー。

それではまた明日。

06/20

近ごろレンタルで『ヒカルの碁』を読書中、今ちょうど佐為が死んだトコまで行きました(←1話目からすでに故人です) それでアニメ版も再放送やってるからチョイと観てみたんだが…えーと、なんと言えばヨロシイか、あのなかなか類を見ない独特な色遣いは一体どーしたんだろう?(※迂遠な表現) 海王中・囲碁部のシーンなんてこう、土左衛門みたいな肌の色だったんだけど何スかあれ。チョットこう、ある種のショックを受けた(微苦笑) あと別に、ヒカルの声が思ってたより少年ぽい声質ではなかったのも意外だったなー。作中の時間経過と共に演技も変化してったりしたんだろーか、だったら悪くないキャスティングに思えるんだけど。

金曜ロードショウで。やってた『ルパンVS複製人間』を、あまり時間もなかったので前半の途中少しだけ観たんだが。なんとゆーか驚いた、劇場作とは言えこんな、30年も前の作品なのにいま観ても古くささを全然感じないんだもんなー。そりゃあじっくり分析する気で観てたら、今のアニメに比べて動きとか描き込みの細かさとかで数歩譲るような面も見つかってこなくもない…んだが、基本的にはそーゆう差異を意識させない画面全体の作り込みは大したモノ。自分はワリと、"技術"が絡むよーなモノについては特に、古い時代の作品を侮って受け取るタチなんだけど、昨夜はその考え方を正すべきかもしれんと思わされた次第。イヤハヤまったく、侮るべからず名作、だなー。時代が変わっても存在しうる"本物"ってやっぱあるのねぇ。

06/21

都合上から札幌まで出てきた道東住まいの友人Fと映画観に行ってきた。と、ソレで予告編映像で思ったんだけど、どーにも私は『劇場・新エヴァ 破』をいつまで経っても見に行こうと思わんよなー、と。アレの公開、今週末だっけ。『グレンラガン』の時とかと合わせてもう3〜4回くらいアレは目にしてるけど、なーんかこう食指が一向に働かん。仮にも前回の『序』は劇場まで足運んでんのにねぇ。まぁ別にイイんだけどさ。…あ、観に行かれた訪問客の方からは是非とも、感想レポートなどお待ちしております(←こーゆうのを他力本願と言います)

そんなワケで本日行ってきたのはコチラ、『劇場版・交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』を観覧。ディスク版の発売に合わせてのことか知らんが、今週末に公開終わるらしかったから、行くのギリギリだったなぁ。んで内容だけど…うーん、終わったあと友人とも軽くダベったんだが、正直よく分からんかったなー、と(微苦笑) いや、物語の基本はあくまでレントンとエウレカの恋物語の行く末だったってトコロはしっかり描かれてたと思うし、理屈(道理)的な部分はともかくとして惚れた女の子のために全力で"戦おう"とするレントンの姿は確かに格好良かった、んだけど、シナリオ全体として理解・把握ができたかどーかを問われたら、チョイと小首を傾げたくなってしまったとゆーか。

ただまぁ、"分からない"ってだけで面白くなかったワケでは別段なかったから、観てきて損は覚えなかったし結果OKだけどね。あ、でもひとつだけ確かに言えることがあるわ、本作のニルヴァーシュ(とジ・エンド)は死ぬほどかわいい。…原作テレビシリーズしか知らん人には「なに言ってんだお前?」と真剣に脳の具合を疑われるかもしれんが、でもこの1点だけは間違いなく断言できる。アイツらの取っ組み合ってるシーンはスゲェ満足だった…!

06/22

ここんトコしばらく平日休を入れる機会がまったく無かったので、忙しさの波も少し退いた様子だし明日に取るか、などと気楽にしてたらアッサリ、明日どころか今週丸ごと多忙化決定の業務が入ってあぁもう慣れっこすぎて呆れることもできんなあ!!(半ギレ) イヤもうホント、こんなん多すぎねぇかこの職場。その後の調整で少しだけゆとりが出たので休み金曜に切り替えたが、まぁ現状見る限りじゃ諦めとく方が賢明だよなー…(遠い目)

キレてても仕方無いので別のネタ。XBLAで『マジック・ザ・ギャザリング』の配信が始まってたので体験版やってみた。と言ってもまぁ英語版オンリーの状態ではあるのだが、アレだな、むしり取ったきぬがさ昔取った杵柄とはよく言ったものだ(←誰も分かんねぇよそのネタ)、ルール的に一番オーソドックスな緑単デッキなこともあるのだろーけど、読めなくても基本的なプレイングには全然問題無いなぁ。チョイとスタック乗せるタイミング間違ってムダにカード使っちゃったりもしたけど、概ねの操作とゲーム進行の把握にはさしたる難点も無し、けっこうフツーに遊べるし、なによりフツーに楽しい(大笑) 大型クリーチャーが溜まってきたあたりで『Overrun』によって敵陣をまさに"踏み荒らし"て撃破する、この爽快感は今なお変わらない魅力があるねぇ。

あ〜、やっぱ『MTG』って面白いよなー、ビジュアル的にもまさに『デュエルファイター刃』をにわかに思い起こさせるモノもあるしで、体験版だけでも楽しさが伝わってきてしまってあるイミ困る。いやぁ、800ゲイツくらい払っちゃっても構わないんだけど、でも緑や赤まではイイとして青系カードはさすがにテキスト読めないと面倒だろーし、それにまだ日本版が出る望みだってゼロでもないんだし。とりあえずは続報を待っておくかぁ。なーんか調べたトコだとかなりアレなゲーム設計だったりしてるらしいから、実費1000円チョイで無制限に遊べる点はまだ有りとしても、文面読めないシロモノを買うってのはやっぱ難だしねぇ。

06/23

休日入れるタイミング、どころか仕事が倍降って湧いていやーもうどうしようね?(←泣き寝入ればイイと思うよ)

今期分の1発目、テレビアニメ『戦国BASARA』視聴終了。原作ゲームの知識は…プロモ映像に毛の生えた程度か。最終回は良い意味で豪勢・ダイナミックに作劇やりつつ原点回帰、とゆーか始めの構成に戻していたってな感じだったねぇ。ザコ敵はド派手に木っ葉がごとくぶっ飛ばされてくし、エピローグにしても武田VS上杉プラス伊達VS真田の対決構図で締めてたのもそんな印象をより強めてた。最初の"熱量"をストーリー展開に合わせながらキッチリ復帰させたって感じだったなー。

さて本作、なんか鳴り物入りのようにスタートした感じのアニメではあったが、全話観てきて正直、今期中の作品では一番面白かったかもしれんなー。序盤は超人スーパーバトルによる強烈なインパクトで興味をグッと引きながら、中盤からはドラマ要素に重きを置くことでストーリーものとしての魅力を高めていき、そんな展開を経つつもラストは上記のように昇華したカタチで始めの魅力にもどすとゆー、いかにもネタありきな作品、のようでいて全体構成が上手く計算された良作アニメというのが実態だった。その楽しさを損なわない映像クオリティと、何より各登場人物自身の高い魅力が通して保たれていた点も評価ポイントだよなー。まぁ史実との兼ね合いなんかについては知ったことか状態ではあったが(笑)、でも完全度外視だったかと言えば絶妙にそんなこともないしで(特に本能寺周辺の展開)、このへんのバランス具合も面白い要素のひとつだった。

ともあれ思いのほか堪能できる作品だったなー、いったんお疲れさまでした、スタッフの皆様。第2期の来年放送は決定事項だが、コレってきっと前々から、いわゆる分割2クール構成で企画進んでたってことなんじゃないかねぇ? なんにしても次シリーズが楽しみである。

06/24

もともと。平日休を入れる前提でDVDとかレンタルしてしまっていたため、ソレが潰れた現在とにかく消化を優先せねばならんため他のことにほっとんど手が回らない有様。何がアホらしいって、日曜に買ってきたマンガやゲームが未だに一切手つかずのままってコトであり。マジでパッケージすら開いてないからなぁ、録画観る合間に背表紙ながめるコトしかできんわ(←自分で言っててマジで悲しすぎた あ゛〜もう、今週は完全に予定がぶっ壊されてやがるなー…

不幸自慢ばっかしてても仕様がないので小ネタ。『スーパーマリオRPG』の談義。任天堂とスクウェア(当時)が手を組んで「マリオをRPG化する」とゆー夢の合作の実現、ってことで、当時からワリとネタ的(?)に受け取られてた部分が無くもなかった気がするが、でも実際のトコ本作は名作の部類に入るゲームのひとつだったと思う。スレッド中の話題は正直ほとんど覚えてないけど(苦笑)、ともあれ、シナリオにちりばめられた数々のネタは面白かったし、アクション要素の強いマップ&戦闘シーンも各構成が楽しかったし、それに何より音楽が秀逸の出来だったんだよなー。

数ある曲の中でも特に、メインタイトルである『楽しい冒険 愉快な冒険』は思い出補正を抜きにしても当時のスクウェアゲーム音楽の中でもトップクラスに入る名曲だと思う。何が素晴らしいって、多様な打楽器が彩るワクワク感を増幅してくれるポップな旋律と、なによりその題名、まさに"そう"としか言い表しようのないこのメロディは、いま聴いてなお屈指のゲーム音楽ではないかと。既存マリオ音楽のアレンジ曲なんかも、用い方がナイスだったんだよねー。

現在にしても、ココから『マリオストーリー』や『マリオ&ルイージ』などが派生作として生まれていったワケだし、ソレらの"原点"として重要なタイトルとは言えるのかもしれない。…あぁ、そんなコト言ってたらやりたくなってきたゾ(大笑) 今ならVC配信でたったの800円で購入できるんだからなぁ、その手軽さが良いか悪いかは置いといて、つくづく面白い時代になったもんである。

06/25

連日の暑さに、夕食が冷たい系の麺モノ続きなのは分かるんだが、こちとら疲れて帰ってきてるので正直かなり物足りない。気候には合ってるんだが、カラダが欲するモノとしては違うんだよなぁ、疲労回復できる物を食いたいのにねぇ。

あるイミ期待以上の内容だった、さすがだ…(感嘆) 昨夜の『イナズマイレブン』は"楽しい"という面でも"ツラい"という面でも、どちらの意味でも観ていてゾクゾクさせられた。なんとゆーか、スポーツ選手は時に、もし選手生命が絶たれようともたったいちどの試合・舞台のために自身の全てを賭けてしまう、そういう"場面"があるものだと言われるが、あの作劇はまさにソレを描いたモノだったのかもしれないなー。だから操られていたとしてもチカラにおぼれていたとしても、佐久間が身を滅ぼしながらもシュートを撃ち続けた、その心情(あるいは動機?)は理解できなくはない、のだが…いやホント、熱いと同時に重いエピソードだった……

もうこの先、鬼道は影山のことを絶対に許さないかもしれんなぁ。てゆーかそれはソレとしてあの次回予告はどーゆう事ですかマジで!!(悲鳴) そりゃ2回も死亡フラグ立ててたからスゲェ心配したけどさ、なにもサブタイであっさりバラすこともなかろーよ…! ( ̄□ ̄;;) 余所のサイトの言葉だが、ホント出し惜しみをしないアニメだなぁ…

06/26

報道流れたのって今日とかの話だろーに、フジテレビでもうマイケルジャクソン死去の特番入れてんのはどーゆうコトだ!? 帰ってメシ食ってるときにテレビつけてみたらビックリしたわ。いくらなんでも対応早すぎんだろ ( ̄フ ̄;)

『ハヤテのごとく2』でのヒナギク熱唱シーン、2期でもこーゆうトコはパロディ全開でやるのだなー、と大笑いしながら感心。つーか番組開始当初は現行のED曲を使うもんだとばかり思ってたから、その辺は嬉しいやら驚くやらでヘンな誤算(?)が。まぁこのヒナ祭り祭りシリーズに序盤の制作力を注いでたってコトもあったのだろーな。あと別に、シリーズ後半からOP曲がKOTOKOさんに変更になると聞いて素で歓喜。いやー、『ハヤテ』のOPはKOTOKOさん楽曲で、とゆーのが1期のときから個人的に"あった"ので、シリーズ開始時からココだけずっと引っかかりがあったんだが、コレで憂いも解消した気分。ひとまず新曲は楽しみだ。

もひとつアニメ、『バスカッシュ』の30分で2話決行、みたいなあの構成はホントに何事だったのか、笑うやら戸惑うやら絶妙な感じ(苦笑) 制作陣内のゴタゴタした話が影響した結果、なんだろーなぁやっぱり… とてもじゃないが素直に楽しんで観てはおれんかったゾ、なんせ地デジ番組説明の文面が本編内容とカンペキに中身ズレてたしな! 「辛いカレー」なんて1秒たりとも出てこなかったヨ…?! てかコレもしかして、販売ディスクでは"完全版"として2話の内容キッチリ25分フルで収録するんじゃなかろーか、とゆーブラックな予感がヒシヒシと(微汗) 編集がワリに悪くなかったからエピソードとしては違和感あまり覚えなかったけど、でも相当ハナシを端折ってるんじゃないかって印象自体はあったからな〜。てかこの作品、きっちり完結されるんだろーか…

06/27

あー、そーいや出演してたんだっけなぁ(※上から3つめの画像の話) ついでに、同シリーズの大ファンな友人がいたことを思い出した。あともいっちょ、なんかフイに『マッスルボディは傷つかない』を思い出した。…前者はまだ有りとしても、後者はマイノリティ過ぎるだろオレ。相変わらず知識ネットワークがオモシロイことになってるなー、自分の頭の中は。

年を取らない女の子。気になって軽く調べてみたところ、身体的特徴は11ヶ月の幼児と同等・姉ふたり妹ひとりの4姉妹だが彼女らは普通に成長している・頭髪やツメなどは普通に伸びる、とのことで。まぁ「永遠の生を」、なーんてのは単なるロマン的な考え方なだけで、"人間"の生態特徴として死なないって事ぁさすがに無いだろーけど、リンク先下記のコメント欄にあるように、一般的な人間とは成長速度がまるで違う、ってのは少しありそーだなぁと思った。

でも、胎児だった(※"ヒト"として形成されだした)時点で何か起こったのでなく、出産されてから特徴が表出してきたってことは、やっぱ後天的な症状のひとつなんだろーかね。染色体異常は見つかってないらしいし。まぁホントに見つかってない=見つけられてないだけかも分からんけど。なんにしても世の中フシギだなぁ、こんな事例がある事そのものの他に、人間自身もまだ神秘に包まれてる存在ではあるもんだなぁとにわかに感心してしまった。まぁチョイと不謹慎かもしれんけどね。

06/28

『ONE PIECE』の番外・グランドジパング編、毎度色んなエピソードシリーズから面白いカタチでキャラを登用してくるから、ある種のオールキャスト登場みたいな感じで観られて楽しいなー。やっぱアニメオリジナルでもこのシリーズは特に別格で好きだ。今回のも、ブルックがホグバックの元仲間だとか、良い意味で意外性の高い設定で来たよなー。うーむ、前にも言った気がするけど本気で1クールくらいドサッとシリーズ組んでくれんもんかね。いっそ劇場版の1作としてでも全然有りなんだけど。難しいのかなぁ、番外編としてたまにチョロッとやるくらいのが構成組みやすいのだろーか。

あと今日のアニメといえば『鋼・FA』だけど(※「ハガレン」と略するのが何故かキライな管理人)、まさかホントに1クール内で旧シリーズでアニメオリジナル展開の分岐点に追いつかせるとは、さすがに驚きを隠せん。まー相当に駆け足気味で各話やってたのは否めんけど、でも圧縮構成でも13話そこらでよくもココまで作劇進められたなー。なんか感心するや。あとシン国組参戦の新章突入でスポットCM入れてたが、思わずオメーは主人公じゃねえだろとテレビに向かって突っ込んでしまった(大笑) つーかリンのキャストはホントに宮野さんかいな、前にどっかで「変更キャストが『ガンダム00』とかぶってるからコイツじゃね?」的な発言を見たが、物の見事に的中しやがったなー(半呆笑) なんにしても、こっからが本当の意味での『FA』シリーズの始動とも言えるワケで、今後の作劇展開は実に楽しみだ。

06/29

フラッと立ち寄ったコンビニがまさに閉店前状態で、スッカスカな陳列棚の状況がなんとも寂しい光景を作り出していた。ひっさしぶりに見たな、あーゆう状況のお店…

この日・月曜は連休にできたので、アレコレ溜め込んでたモノをよーやく消化できた。買った物なんてホントに1週間まる放置だったからなぁ… まずゲームから、『多湖輝の頭の体操第2集』プレイ開始。なんでイキナリ『2』からなのかってーと、たんにSFっぽい方のが好みだったから。んでこのゲーム、やる前は『レイトン教授』みたいな作りだとばかり思ってたけど、実際はゲームってよりホントに電子書籍的な作り方なのねー。まぁ思考パズルって、正確な"解答"を出すんじゃなくて"回答"を照らし合わせるみたいな進め方にどーしたってなるから、この方式以外に提供手段って実は無いか分からんなぁ。とりあえず、のめり込んで遊ぶよりは時々にチマチマと進めるのが似合うので(←この辺も電子書籍っぽい)、次に何かゲーム買うまでのんびりとやってきますかー。

次はマンガ、『新装版・あずまんが大王1年生』。当初は強いて意欲も無く、全巻揃ったあとで買うかなぁぐらいだったんだが、なんか方々での評判聞いてるうちにほしくなってしまった(笑) んでこのマンガ、作者のブログで「アイツら思ってたより強かった」みたいな発言があったけど、読んでみて納得、いま読んでも変わらず面白いのには密かに驚かされたなぁ。なーるほど、"これ"を相手にするのは"親"と言えども容易くはなかろうなー。ともあれ面白くてよかった、続きも買おう。

次もマンガ、『銘高祭!』。作者TOBIさんの絵が好きなので買ってみた次第だが、いやぁ良い意味で予想外に楽しめた、まさに青春ド真ん中な群像劇物語って感じで、そのストレートさがなんとも素敵だ。「"その時"にしかない楽しい時間」とゆー側面の作劇としては、同作者の『眼鏡なカノジョ』よりも青春っぽさが色濃いなぁ。文化祭に熱くなれるヤツがいれば他に冷めて見てるヤツだっている、ってのは実体験としてもリアルだなー、そしてそこら辺にこそ高校生の青春らしさも感じてしまう。物語の設定から見て長くやっても3巻程度の作品になるのだろーが、本作はあえてそーゆう短編の良作マンガとして描かれていってほしい。

次はレンタルのマンガ、『ヒカルの碁』全巻読了。なんか今更になって、読んでて少し囲碁をかじりたくなってしまったのは何故だろう(微苦笑) それにしても本作は惜しい終わり方をしてしまった作品だなぁ。連載終了に至った経緯はウワサ以上のことは知らんし過ぎたコトはもう仕方が無いから言わんが、ともあれ、先の展開を見据えた伏線だって色々と散りばめていたのに、まさに半ばで終了してしまったからなー、この辺の惜しさも連載当時よりなんだか強く感じてしまった。まぁ本作が終了したことでまた、『デスノート』といったヒット作が後にスタートできたワケで、「禍福はあざなえる縄のごとし」とゆーか「世は全て事も無し」とゆーか、まさにその実例かもしれんなぁとか思ったり。

最後は録画の映画、『トランスフォーマー』。観る前から「ロボは超カッコイイ、けどシナリオはコメディ」とゆー寸評は聞いてたんだが、マジでそう評する他に言い様のない作劇展開である意味ビックリ(笑) いったい何なんだこの両者の見事な乖離っぷりわ… 米軍バンザイなノリは、まぁハリウッド映画のお約束としてむしろ構わんのだが、仮にも主人公だろーに前半のあの描写は何とゆーか。なんだろう、単にそーゆう作劇に慣れ親しみすぎてるだけかも分からんけど、でも日本のロボものマンガやアニメってこの辺の"割り切り"が上手いんだなぁ、と本作を観て改めて思わされた次第。

まぁシナリオへのツッコミはもう切り上げるとして。肝心要のトランスフォーマー達の描写は、もうひたすら惚れ惚れするしかないほど超絶格好良く、あーコレは劇場の大きなスクリーンで映像も音声もドカーンと楽しみたくなるなぁと観ていて感じた。なんせプロローグの"掴み"からしてバツグンだったしなぁ、突如出現したロボットがミサイルやら衝撃波(ビーム?)やら撃ちまくって軍キャンプを蹂躙する様は、敵ロボットによる攻撃行為だと分かっていながらワクワク感が止まらんかった(笑) コンボイ(※オプティマス …てかどーしてもコンボイと言ってしまうのは世代的にしょーがないのかw)とメガトロンのラストバトルにしてもまさに因縁の対決って感じで、思い出補正も相まってか見応えバッチリ。なんせ吹き替えキャストからして玄田哲章さんだからなぁ、あまりにもストライク過ぎる…!

とりあえず見事に期待どーりの面白さだった、放送直前に思い出して録画セット間に合って良かった〜(安堵) これはもう公開中の『リベンジ』も観に行くしかなかろう、クルマで気軽に行けるトコで上映してるし好都合である。本作はあえて吹替版を選ぶのも悪くないなー、もともと自分って"そーゆうの"は気にしないタチだし。まぁ劇場で決めるかね。

06/30

意図的に。半額日を狙って遠方のTSUTAYAまで向かったのに、そーゆうときに限って目当てのDVDが貸し出し中というワナ(←往年のファミ通伝言板にあったワナシリーズが大好きだった管理人) まぁ今回の場合だと、ワナっつーかマーフィーの法則っぽいな。てゆーかどっちにしたって通じる人間が他にいるのかコレ(笑) マーフィーもスッカリ死語だよなぁ…

放送アニメ『黒神・The Animation』視聴完了。そーいや原作コミックは結局読まずじまいだったな、本作。最終回をクロと茜さんの心情再描写による総集編的な構成にしたのは、物語の総ざらいとしてとても良かったんだが、何も第1話のアスファルトに真っ赤なお花が咲いたヨ事件(←マイルドな表現を意識してみました)は無くてもよかっただろーに… アレ、いま観てもやっぱ軽くトラウマものだな〜……

物語全体としては、序盤は詳しい説明が無いことが逆に慶太と心理的に同調できて良かった…んだが、後半は各キャラ、特に敵サイドの心情描写が不足してるせいでイマイチ展開についていきづらい面が多く、どーにも作劇で損をしている感じが抜けなかったのが残念だった。ドッペルライナーシステムが神の呪いの産物だったとか、クロと慶太の双竜紋ダブルシンクロによるテラ循環だとか、その辺の設定描写は上手く構成されてただけに、ヘタうってた部分が余計もったいなかったなー。後半こそ『ドラゴンボール』なバトルが若干目立ってきてたが(笑)、基本的にはリアル寄りな真っ当のアクション描写がワリと好きだった。うんそーだな、なんか惜しいけど面白いアニメではあったなー。

それにしても、黎真といい椰雲といいシュナイダーもそーだよな、まぁとにかく男の元神霊は女を不幸にするっつージンクスでもあんのかあの世界(大笑) 椰雲なんてまさかパートナーと別れてクロの元に行くとは思いもよらなんだ… まぁ本人の性格とか一族としての使命を考えると、そーして仕方のない結果ではあるんだが。にしても。



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