感想・小説編。
フルメタル・パニック! 自慢にならない三冠王?
著者:賀東招二
出版元:富士見ファンタジア文庫
ミリタリー風学園コメディの短編3巻目。改めてジャンルを書き出すと、ムチャクチャなことおびただしいデスな、このシリーズわ(汗&笑) さて、しゃべることが無いネっ!!(元気に、滑舌良く、満面の笑顔で) ……や、短編側のレビューじゃ毎回こんなコト言っちゃってますが…ホント正直な話、ギャグ相手だとレビューもヘッタクレもありませんぜトーマス?(←誰。) 個人的意見だけど、普通に批評・解説すること自体すでに"主観まみれ"の行為ではありますが、それがギャグ・ジョークなどのお笑い絡みになると、その傾向がひときわ顕著になるように思います。私がコミックレビューでギャグマンガだけは取り上げていないのも、基本的にゃあそのへんの理由から、ですしねぇ。だって「笑いの評価」なんて、ひたすらナンセンスだとは思わんかねジョンソン?(←だから誰。) ま、アレコレ難癖つけてますが、別段本作がつまらないと言ってるワケではまったく無く。率直な感想を述べるなら、実に笑える内容でございますとも、えぇ。作者としてもこなれた部分が出てきたか、文章のテンポも良いし、良質なギャグ小説です。以上、レビュー終わり。
生徒会からのおしらせ 機密(読後、焼却のこと) 一二〇四一〇ZULU 発=生徒会補佐官(安全保障問題担当) 宛=全校生徒 一 先週末より、学区内にて傷害未遂事件が多発。他八校より九件の報告を確認。 二 うち『痴漢』との報告が七件。同一犯の可能性大。『ポニー』との報告があるが、 三 『痴漢』と遭遇時の対応。 四 空爆・砲撃等の支援はない。 生徒会からの通達文の原版です。あくまで、生徒達の安全を維持することを目的とした、そのためのプリントの内容なのです。ちなみに辞書を紐解くと、 【殲滅 : 残らず滅ぼすこと。皆殺しにすること。】 とあります。学校の平和を保つのもタイヘンですねぇ。 |
2005/04/21