徒然日記・04月分。


04/01

しがつ。…って、あー、ウソ閉鎖に見せかけてそのままマジで運営終了、とかやろうかと思ってたのにネタの仕込みスッカリ忘れてた。まーイイか、来年に持ち越そう…(軽溜息)

本日もまたアニメ最終回ラッシュの総括感想。じゃ、テレビアニメ『黒執事』視聴終了。原作コミックスは途中まで読んだ。最終回はまさに印象深い終わり方をしてくれたなぁ、粛々と進行されるエピローグで大部分を進め、映画を思わせるエンドロールで最後を締めくくったか…。ともあれ、うかつに"救い"だとかを思わす最終回にしなかったのは実に良かった。当初に掲げた覚悟をそのままに、一切逃げることなく・逃がすことなくシエル・ファントムハイヴの終焉を確かに描ききったのは、紛れもなくこの作品らしい正しいエンディングだったなー。なんかもう最終回の演出が素晴らしすぎて、途中までのアレコレが全部気にならなくなったヨ(笑)

シリーズ序盤はコメディ要素が楽しかったので、早くに描かれたマダムレッドのエピソードは当人の魅力も合わせてかなりもったいなかったが、身近な人物が次々離別していった終盤の展開などを振り返るに、マダムの話の必然、と共に"悲劇"(あるいは"残酷"?)こそが本作の本質だったことを理解させられる。19世紀末・大英帝国の時代背景と悪魔や天使といったファンタジー要素とゆー、フィクションとノンフィクションを上手く融合していた点など、全体構成も結構ハマった作品だったねー。スタッフの皆様お疲れ様でした。そして改めて、その意志のままに終わったシエルの生き様、また最後の最期まで「あくまで執事」たらんとしたセバスチャンとに喝采を。

ふたつめ、『続・夏目友人帳』視聴終了。あのラストカットには色々と思うモノがあったなぁ… 大切な人や妖怪に囲まれる夏目を見て、レイコさんは友人帳を受け継いでくれて嬉しく思うのか、あるいは自分に無いものを得たことに嫉妬を覚えるのか…? 個人的には、自分とは違う生き方ができたことを祝福してくれてると、そー思いたいね。人とも妖とも、友情を育んだり・裏切られて傷ついたり、分かり合って心をいやしたり・分かり合えなくて苦しんだり。それでも何度間違えても、「人も妖も大切だから」と関わり続けることを、彼らと"繋がる"ことをやめない夏目は、確かにレイコさんとはまったく違う少年だったなぁ。なんつーか個人的に、前期では「変化」を感じる方が強かったけど、今期は比較的「成長」を覚えたね。イヤまぁ感覚的なハナシなんで違いは上手く説明できんけど。ともかく引き続き面白くも素敵な作品だった。前期の再放送も早々に控えてるし、しばらく待たされても構わんからやっぱ第3シリーズも期待したいトコである。…タイトルは「極・夏目友人帳」とか?(←色々な意味でチョット待て

本日のラスト、みっつめ『とらドラ!』視聴終了。最終回の流れはホント良かった、離れても絶対壊れない"繋がり"が竜児ら以外にクラスメート全員についてもあったこととか、原作でもあったけどそれ以上のモノとして、第1話冒頭のナレーションを振り返りソレに重ね合わせて「手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる」、その様子を描いたのは素晴らしい演出だったなー。なにより個人的には、制作上の都合とはいえ、原作とは異なるシナリオによるアニメ版独自のエンディングを観られたことが何より嬉しくも楽しかった。非・原作主義者としてはそーゆうのを観たいんだよねぇ、逆の意見者にはきっと理解してもらえないんだろーケド。

作品全体としては、基本的に原作準拠の展開だったために、ソコで描写不足に感じてしまう部分が何かとあった点がいなめず、どーせなら3クールくらい費やしてほしかったなぁと感じた部分が強かったが。でもその不足感を、キャラの表情作画や各演出、そしてキャスト陣の好演などで存分に補ってもいたのは紛れもないトコロ。特にキャストでは実乃梨と、あと何より春田が白眉だった。あのボンクラ演技っぷりは素晴らしかったわ、あれでアレルヤとか鬼道と同じ"中の人"なんだぜ、声優マジ凄ぇ…(感嘆)

ともかく、キャラの魅力を主として原作の要点を押さえ、青春恋愛ドラマとしての側面をしかと描き上げた、見事なアニメ版だった。スタッフの皆様お疲れ様でした。そーいや本作も余所での"ノイズ"がクソやかましい作品のひとつだったよなー(超遠い目) 特に放送開始前、まだフタも開いてないモノに対して何故そう悪し様に言えるのやら…? 面白かったじゃん。観てみれば。こーしてさぁ。ネガキャン指向とゆーものは私にゃ到底理解できんヨ… ( ̄_ ̄;)

04/02

札幌行って色々ゲット。てかJR乗って街まで出かけるなんて半年ぶりくらいだわ、ガソリン代が落ち着いた頃からずっとクルマ移動オンリーだったからなー、あとICカード改札が稼働して以来はSuicaと連動するまで使う気になれんかったし。カード改札はやっぱり便利だねー、キップいちいち買う手間が無いし、改札通るの自体ラクチンだし。ただまぁ、さほど鉄道網が複雑じゃない札幌近郊で、大枚はたいてまでシステム導入するメリットは高いのか?、とゆー疑問は無くもないケド。

閑話休題。まず書籍関係から順繰りに、『天元突破グレンラガン・紅蓮学園編』。てっきりDVD特典のドラマCDをふくらませたよーな感じの内容なのかと思ってたら、予想の斜め上をドリルで突き破るかのよーなすっ飛んだマンガでした最高だ。なんつーか、キヨウを主にして全体的にダメ人間化されてんのはマジでどーかと思いましたヨ(大笑) ただ、ムチャクチャやってるように見せて端々で原作アニメの設定を活かした作劇もとってるんだよなー、構成上手いわぁ。ともかく笑えた、面白かった。んでマンガとは別に、今更ながらに思い出して『劇場版・螺厳編』の前売りチケットをゲット。特典はとっくに諦めてたんだけど案外もらえました、何気に余ってんのかなぁ。あと、買いに行った先で『劇場版エウレカセブン』も上映するみたいだったんで一緒にチケット購入。てか北海道では上映しないと思ってたんだよなー、気にはなってたから嬉しい誤算だ。

マンガもひとつ、『暴れん坊少納言4巻』。連載本誌では読んだこと無いけど、気がつけばスッカリ安定したシリーズ物になってきた感じだなぁ、もう4巻かぁ。今巻もまた面白さは変わらぬクオリティ、本編もモチロン面白いけど、オマケページの平安知識補足が楽しいんだよなー、史実との兼ね合いを上手く回してお話作ってるのが見えるあたりに、色々な興味深さを誘ってくる。ホント、歴史ものフィクションマンガとしては結構完成度の高い作品だと思うなー。なによりコメディとしてシッカリ面白いのが良いんだよね。

つぎは書籍、『ファミ通町内会二丁目』。ファミ通の定番投稿コーナーである「町内会」の書籍化第2弾、同コーナーは長期購読者として毎週楽しみに読んでいるページだが、こうして1冊にまとめられたモノを読むと、こう、脳をヤラレるね。さすがにまだ全部は読み切っていないのだが、むしろこの本を1日で読破してしまったら"違う世界"に旅立つ危険がありそーな気も。とにかくイイわ、素晴らしいわ、このカオスの具現化とも言うべき文章とイラストの軍勢には敵うべくもない。毎日少しずつ、寝る前にでも読んでいこう。

それでは本日の"トリ"、『魔法使い養成専門マジックスター学院・トリプルスター5巻』読了。記念すべき最終巻なので、ココはひとつフルタイトル表記で。作者さんのWEBサイトをのぞき見るに、実質的に打ち切りとゆーコトでのシリーズ完結なのらしいが、それでもこれまでに積み上げられていた数々の伏線を回収しまくってエンディングにまで到る、その展開構成は大したモノ。いやぁ、これは無印第1巻から読み返すべきだなぁ、一体どこから計算尽くでストーリー作ってたんだ?! まさか納を名字呼びにしだした理由までちゃんと考えられてたとは…

構成の他にも、楽しいことも苦しいことも経験しながら少しずつ成長していく青春物語としての側面、そしてそんな中でも忘れず飛び込んでくるすっ飛んだギャグなどなど、最終巻ながら本作が色んな部分でつくづく面白いマンガであることを改めて確認できた気分。嗚呼、やっぱコレが終わっちゃったのは惜しかったなー… 言っても仕方ないんだけど。なにはともあれ、森たちの賑やかな物語は最後まで楽しかった、ありがとうございました&お疲れさまでした南澤久佳さん。

そいでは感想の最後に、この最終巻にはラブハンドルズの『君に歌いたい』を捧げたい所存。――大人になり現実見て心削れて そこから抱くのが本当の夢なんだ――

04/03

今日になってエイプリルフール用のナイスなネタが浮かぶ。……い、1週間前、せめても3日前にどーしてコレが思いつけなかったのか… なんかもう、つくづく残念な"ミソ"だなー、オレのは(溜息)

VOMICのサイトがリニューアルしたらしく。少し前からテーマソングが無くなってて少し残念に思ってたら、新曲に変わったものの前の曲も聴けるらしく一安心。しかも完全フルバージョンになってるし。早速チョチョイと音声ファイルにエンコードしてやったわ(笑) 新装したサイト全体にしても、タイトル検索が便利になっててかなりイイ具合である。てゆーか来月の新作は『トリコ』か!、これは楽しみだなー、早く聴きたい。内容はコミックス1巻全体になるんだろーけど、あのタダ食ってるだけの内容なのにマンガとして面白、とゆーとんでもないエピソードである虹の実の回がどーなるのか、気になって仕方ない。そもそもがトリコ役は誰が務めるんだろーか、こないだレンタルでコミックス読んだときにアレコレ脳内再生しようとしたんだけど、イマイチしっくりくる声が思いつかなかったんだよなー。ともあれ来月の配信開始が実に楽しみだ。

DSゲーム『立体ピクロス』プレイ開始。ホントは札幌ヨドバシで買うつもりでいたんだが、もうひとつの購入候補だったタイトル共々売り切れ、しゃあないとばかりに地元のショップ寄ったらコチラでも両方品切れとゆーガンッ(←思い出し怒りで壁殴った音) で、もうひとつ別の店で購入した次第。…アレか、春休み需要で売れたのか……? まぁ気を取り直して、買うのは随分遅くなったけど、コレは正直早く遊ぶべきだった。超面白ぇ。チュートリアルの丁寧さや遊び勝手の高さは任天堂タイトルとして折り紙付きのクオリティ。クリアーすると完成した立体がアニメーションするごほうびがあるのだけど、これもまた各問題ごと、単なるレゴブロックみてーな外見なのに面白いアニメを見せてくれて、問題を解く意欲をキッチリ湧かせてくれるのも良し。

そして何より本作が、コンピュータゲームだからこそ成立しうる作品であるというのが最大の魅力であり。ピクロス、つまりはロジックパズルは今でこそ鉛筆と消しゴムで遊ぶアナログ(紙面)形式のものもメジャーになって、ゲーム版の利点と言えば描いたり・消したりの手間が無いというぐらいのモノだった。だが本作は立体を削りだして解くパズルである、こんなもの紙の上で再現できるハズもない。ミスったらソレを指摘される、パズルが出来上がったら色が付いて立体の正体が明かされる、こんな"仕掛け"が入れられるのはゲーム以外に有り得ないだろう。そして各インターフェイスの面から見ても、立体を回して全体を見るときなど、DSだからこそ遊びうるゲームとしての調整がシッカリ整っており、新ジャンルのパズルとして、何よりゲームとして相当な完成度を感じさせるタイトルである。

まだ少ししかプレイしていないが、とにかくコイツは名作パズルと言って過言じゃない魅力を持ち合わせているんじゃないかと。ホント、もう1問、あと1問だけ、と言ってバカスカ時間を奪われるのは久しぶりだわ。パズル好きのDSユーザーには片っ端から太鼓判付きでオススメ、3800円払う価値は間違いなくある。

04/04

分かっちゃあいたんだが、今週の日記は毎日やたらと長かったなぁ。更新少なかった先週の穴を埋める、どころか満タンにして山盛りにするくらいのイキオイであり。まぁ単にネタが連日溜まってるだけなんだが、どーして私の更新スタイルはこーゆう偏りの起こることが多いのかねぇ。

とゆーワケで本日は短めに。『テイルズオブヴェスペリア』がPS3に移植されるそーで、ソレにともないWEBの方々でお怒りの声を(←柔らかめの表現)目にしてるのだけど。この状況、前にどっかで見覚えあるなぁと思ってたら、アレか、『デビルメイクライ4』がマルチ展開になったときの騒ぎに似てんのか。…あの時も感じたんだけど、ゲームファンってなんとなーく了見の狭い人が多い気がしてきたヨ(苦笑) ハードが異なるとしても、そのゲームの体験者が増えるのはイイことじゃん、ネガティブに思うよりも前向きなコトを考えろよなー。追加要素云々にケチ付けてる人もいるけど、そんなん言ったら『シンフォニア』がPS2行ったとき全キャラに秘奥義が追加されるとゆー、GC版の物足りなさは一体(※GCではメインの3人しか使えなかった)、みたいな有様があったワケだが。ソレに比べたらな〜(大乾笑)

まぁそれはソレとして、個人的には移植騒動よりもPSP新作の『バーサス』とやらがかなり気になる。前々から作ってほしかった対戦モノらしいなコレ、しかも加えて自分が望んでいた乱戦型のバトルアクションみたいだし、今後の正式発表に期待がふくらむ。うーん、そろそろPSPも買うべきかもなぁオレ。

04/05

撃ったなー。昼メシ食うときにテレビつけたらちょうど特報始まって、軽く「おぉう。」ってなった。まぁコメンテーターが色々意見を交わしまくってたけど、食器洗ってるとき聞こえてきた、たぶん秋田の地元民さんだと思うが生意気な国だねぇって発言に、なんだかイチバン納得した気分。

アニメ感想総括ラッシュも本日分で終いか…あぁイヤ、ネットアニメでまだ数話残ってんのあったか。とりあえず、『みなみけ・おかえり』視聴終了。なんつーか、ひとしきり観終えてみればトウマよりも内田の方が出番多かったよーな気が。キャストの演技もスッカリ板に付いたモンだし、3シーズンそろってゆる〜いコメディが楽しめるのが相変わらず良かった。まぁラストでの保坂が出番短めだったのは若干不満ではあったが(笑) てゆーかこの作品はもう、新シリーズのたびに毎回制作陣を変えるとゆースタイルで4期目もやればいーと思うよー。そーゆう「一風変わったアニメ」として定番化すればいーんじゃねえのー(←チアキの口調で)

もうひとつ、『アリソンとリリア』視聴終了。本作はアレだ、アリソン編とリリア編とで評価が結構変わってくる作品だったなー。原作は未読のままだったのだが、知らずとも展開を相当端折ってるのが観てて感じられた。後半はそんな気にならなかったんだが、前半はかなりそんなのがあり。てゆーかソレとは別に、アリソン編ラストでのヴィルのセリフは素でツッコミ入ったなー…(苦笑) ありゃあ確かに、本作の女性スタッフがヴィルの態度にブチ切れたとかって話にも頷く他無いわ…… リリア編は開始当初、アリソンのキャストをわざわざ交代しなくてもよかったんじゃないかとは思ったり。まぁだんだん気にならなくはなったけど。全体的には可もなく不可もない、無難に楽しめる作品って感じだったなー。

そーいや本作の乗り物各種は3DCGだったけど、作風にとても似合ったモデリングで毎度かなり感心した。メカCGってゆーとSF作品で活用されがちだけど、仕上げ方次第でこーゆう近代劇にもマッチするモノが作れるのねぇ。思いがけない作品でアニメとCGの融和性の進歩を感じた気分。

04/06

本日から自転車通勤を再始動。したのはイイんだが、そんなときに限って気温が下がる始末。耐えられないレベルじゃないんだが、まぁ寒くて仕方なく。んで気温上がるの明後日からみたいだヨ、なんだこのタイミング悪さ。

JRPGは携帯機に移行しろよ、と海外からの声が。ううーん、手厳しい…!(苦笑) ともかく、コレは日本国内から出た話題じゃない、ってのが最大のポイントであり。日本産RPGに関するハナシはしばらく前の日記でも確かやったけど、ココでもやっぱり価値観の差異、求める娯楽の違いがハッキリ出てる感じだ。なんつーのか、「海外の人が遊ぶJRPG」としてだったらソレで正解なのかも分からんけど、「日本の人が遊ぶJRPG(←文章的にオカシイが気にすんな)」としてはソレだとほぼNGだろーしなぁ。そしてJRPGはその呼称どーり「日本の人が作るゲーム」なワケで、日本には漫画・アニメ文化が土台としてありその上でゲーム文化も成長したと私は考えているので、その流れとして土台のシッカリしたシナリオ・個性を持って存在するキャラ達・ゲーム世界を多彩に描き出す演出群、ってー方向に行くのがあるイミ当然だと思うからなー。最近出たヤツでは『セブンスドラゴン』なんてのがあるケド、ソレは基本的に例外だしね。なかなかそう、件の海外ゲーマーが望むような"向き"にはならんだろう・なれないだろうとは正直思うヨ。

そーいやふいに思い出したけど、こないだ札幌出かけたとき、PS3の店頭デモ機で『FF13』の映像観て「うおー、スゲー!」って本気で感心したなー。ゲームとしてはどうか、などの意見も多々あるだろーが、それでもあの圧倒的超絶グラフィックの映像美には絶対敵わんだろ、とは思った次第。てか、アレにいちいちケチ付けるのは野暮ってモンだわ、あればっかりは素直に魅せられてなんぼだね。

とまぁ、日本を代表する大シリーズの最新作はそんな具合なのだが…アレを持ってしてもやっぱり海外ゲーマー的には"いただけない"のだろーか。う〜ん難しいなぁ。

04/08

気力的にも体力的にも、"今の調子"でいるとまた今週は更新無くなりそーな気配が感じられるので、チョイとムリヤリ気味に日記書く。や、ネタはあるんだよ実際。

とりあえず、感想書く気はサラサラ無かったんだが『ソウルイーター・レイトショー』視聴完了。本放送と合わせてコチラも欠かさず録画してきたけれど、最後のサイゴまで楽しませてくれたなー(快笑) ラストはスタッフ総出の寄せ書きをバックに卒業式ネタかよ。まー確かに"卒業"ってのは正しいんだがどーしても突っ込ませろ、お前らいつ修学旅行行ったよ?! ほんと『レイトショー』は毎週面白かった、特に序盤でやった超筆記試験は色んなイミで大した企画だったよなー。今また改めて、スタッフの皆様1年間お疲れさまでした。

銀河の直中に水素の雲。記事読んで真っ先に浮かんだ言葉が「こらまた螺旋力高ぇな〜」だった自分は『グレンラガン』が大好きだ(←ことある毎に言ってます) でも実際、こうやって宇宙のどっかで自然発生した現象が、誰言われるでも操られるでもなくネジまき構造を描いているのを知らされると、ソコに"何か"を感じてしまっても仕方ないよね。たんなる偶然の中に勝手に"必然"を見てしまうのが人間の悪いクセ、だってのは分かってるけど、それでもさ。

まぁソレは別にして他で気になるのが、その宙域についてどの程度の密度で水素分子その他が広がっているのかってコトであり。さすがに無いとは思うがもし万が一、無視しきれないレベルで密集された空間が形成されてるのなら、ソコでは「宇宙の風」が吹く可能性だってあり得るワケで。さらにもっとすっ飛んだコトを言えば、COが生成されてるならCO2だって可能性あるワケで、だったら酸素やその他の気体分子もあるんじゃないか、つまり何が言いたいのかってぇと、極端なことを言えば呼吸のできる宙域が存在するんじゃないのか?ってハナシ。…や、言ってることが妄言にもならない戯れ言なのは分かっておりますとも、でも可能性としてゼロとは言い切れない"モノ"が見つかったワケで、つくづく宇宙ってのは夢とロマンが無限に広がる世界だと思わされた次第である。

04/11

『イナズマイレブン』1stシーズンのまとめ。てか『ちゆ12歳』ってまだ"生き残って"たんだな、知らんかった…相変わらず身も蓋もない紹介テキストで懐かしいやらなんやら。そんなこんなでゴールデン移動した同作、第2部開始で何がイチバン気になったって、超展開で宇宙人がどーだと連呼する内容より、円堂がいつの間にかマネージャー3人娘をファーストネームで呼ぶようになった点だったり。てっきりナレーションでの事だけかと思ってたら、本編でフツーに秋って呼んでたからなー、お前いつの間に… あと新ED曲がやたらとモー娘。臭のする曲だと思っていたら、実際つんくプロデュースで思わず大爆笑。まぁ以前のおでんソングと比べたら映像的にもだいぶ良くなったけどさ(笑)

『朧村正』プレイ開始。久しぶりに本格派のアクションでも遊びたいと思ってたトコロに、テレビCMとか観て徐々に興味が湧いてきたので購入。予約はしてなかったんだ、買ったら特典のどデカイ屏風ポスターもらえました。別に要らんかったんだけど、大判印刷のおかげでイラストが大写しなのはけっこう良いな、何気に気に入った(笑) んでゲーム本編、まぁまだ"さわり"の2時間程しかやってないんだけど、ボタン連打だけでも充分に楽しめる殺陣アクション、とにかくトコトンこだわり抜かれた2Dグラフィックの妙、体感時間ゼロに近い超速ローディングなどなど、実際遊んでみて先週のファミ通クロレビで書いてたことほぼそのままの評価である。気を抜けばザコ戦だろーとアッサリ殺されるし、でも言うほど尖った難易度でもないしで、バランス面もなかなか良好。コレで無双モードに変えるとひたすら爽快になるらしいしなー、たまに切り替えて遊んでみるかね。

ひとつ懸念があるとすれば、この数ヶ月ほど開始したゲームを途中で停止することがやたら増えたとゆー自分の猛烈にタチの悪い"傾向"だけだが。今作ばかりは途切れることなく、『立体ピクロス』を合間に挟みながらで続けていきたい所存。てか1週間あれば終わると思ってたんだがなー、総収録350問は甘くなかったか…

04/12

『ONE PIECE』にしろ『鋼の錬金術師』にしろ、方向性はだいぶ違うものの子供の観るアニメとしてはかーなーりヤバめな問題・表現に挑んでて、なんかビミョーにハラハラする。どっちかっつーと『ワンピ』の方がキツイかもなー、考えようによっちゃあ殺人よりもアレな話だしなぁ。てか、よくぞあの展開を原作から変えずに作劇できたもんだ、アニメスタッフも相当ガンバってんな〜。

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』制作者の逝去。嗚呼、またひとつ時代が流れていくその"時"が訪れたか… 『D&D』自体のプレイ経験はあまり無いのだが、でもTRPGの原点として尊敬の念みたいなモノは自分にもそれなりにあるワケで。ゲームに思い入れのある、それこそ世界中のRPGファンはきっとショックではあるのだろうなー。本当に、彼らの偉大な功績がなければ、ダイスを振ってダンジョン探索に挑んだりコントローラーを握って魔物と戦ったりすることも体験できなかったかもしれないワケで。…『ダンジョンズ&ドラゴンズ』って題名にしても、シンプルだけど見事な命名だよなー。「迷宮と竜」だもんなぁ、ファンタジーを表現する上でココまで不足の無い言葉のチョイスも無いよね。

TRPGフリークのひとりとして冥福を祈らせていただきます。素晴らしい娯楽を世にもたらしていただき、ありがとうございました。

04/13

『鋼の錬金術師22巻』ゲット。…って今回のカバー絵、ガンガン本誌の表紙と同じイラストじゃん。速筆で名を馳せる荒川さんも、アニメ始動&原作クライマックスとゆー現在の進行状況には敵わなかったか…(苦笑) にしても件の新アニメ版、今みたいなペースで作劇しててホントにこのコミックスの展開まで追いつくのかね? 分割放映で実は6クールくらいのプロジェクトだったりするんじゃなかろーか、そうでもないと到底、原作準拠のシナリオとして完結しきらんぞ?

『朧村正』、基本的に性能上の違いは無いハズなのに、なんだか鬼助の方がプレイしていて使いやすい感じ。奥義が変わる程度の差なんだがなぁ、なんとなく"勝手"が違う。まぁグラフィック的には百姫のが好きだけどねー。あのミニスカ風振り袖とハイソックスに挟まれて覗くふとももに抗う術などどこにも無い…!!(力説) まぁ、私は元来おっぱい星人なんだがな(←さり気に何をカミングアウトしてんだ)、あの美脚ばかりは別格だわ…

04/14

コレ書くついさっきに観た。ネットアニメ『テイルズオブジアビス』視聴完了。いやぁ最終決戦はやはりアクション描写が良かった、ガンガン動くし上級術技は連発するしで、さらにそれら6人からの襲撃を容易くいなすヴァン総長のバケモノじみた強さときたもんだ。まさにラストバトルに相応しい作劇だったなー。さて本作、ゲーム原作で総プレイ50時間ほどの物語を26話・30分のアニメシリーズとして再構築した作品だったワケだが。原作ファン(ゲーム版の感想はコチラの感想として、その点からいくとなかなかに理想的なアニメ化作品だったんじゃないか思う。そりゃ部分々々でカットされたセリフなども無くはなかったが、「セリフ全体の80%は原作そのまま」とゆー放送前にあったコメント通り、物語の追体験としては不足無い構成だったし、何より映像面でゲームのグラフィックをそのまま思い出せるくらいの再現を各場面で行っていたのは見事なまでの描写具合。最終話でも、まるでエンディングムービーのリメイクがごとき再構築をしていたのには目を見張った。いやホント、ゲームやったのは3年も前だけど、マジで再現度の高さを感じ取れたもんなー。

そしてなにより、「生まれてきた意味を知るRPG」としてルーク・フォン・ファブレの"生"を描き上げたこの物語を、アニメシリーズとして改めて楽しませてくれた、その恩恵は間違いのない点であり。他にも、この物語にとっての預言(スコア)とも言える主題歌『カルマ』を起用したことなど、原作ゲームの魅力・構成要素を余さず確かに拾い上げていたのは、原作ファンとして強く嬉しかった部分。再起用されたキャストらも名演技だったしなー、イオン(たち)だけは小林由美子さんに変更されたけど、コレもまた新しいイオン像を作るに不足無い好演を見せてくれ、つくづく満足な26話だった。スタッフの皆様お疲れさまでした。ひとつだけ要望があったとするなら、アニメ放送に合わせてゲームを移植か、もっと言えばリメイクしてもらいたかったけど…まぁソレは贅沢に過ぎるかね(笑)

04/16

『イナズマイレブン2』、10月アタマに発売。…って、ソレだとアニメもう終わってねえか?(汗&笑) 以前の予定では5月頃だったハズだから、同時進行で上手く回ってるなーと思ってた、んだが。…もしかしてアレか、『DQ9』の制作延長が影響した結果なのだろーか(←テキトーに言ってみたものの、なんとなく真実くさいので邪推にもなりゃしねえ(冷汗)

と、昨日そんな『イナズマ』を観てる最中に届いた。近ごろAmazonの配送環境が向上したと聞いたがホントっぽいね、月曜に発送メール来たときはまさかと思ったけど、地方でも発売当日に届くようにするとはなぁ。ともあれ、アニメDVD『ぱにぽにだっしゅ!DVD-BOX』をレビュー。イキナリだが総括、コレは良い。ほんとマジでイイ、内容の充実っぷりにぶっちゃけビックリした。自分としては単純に、同作を手元に置いていたいからと購入しただけだったのだが、実物を手にしてみたら期待をずっと上回る上質なアイテムだったとゆー、まさに嬉しい誤算であり。

真ん中に収納ボックス、上から右は各巻ディスクケース、左ふたつが特典のブックレット&エンドカードセット

まず商品全体から。内容は本編ディスク7巻、プラス新作1話を収録した8巻目、それらをスリムケースに2巻ずつ収納。そして特典として全ページフルカラー(!)のブックレットと、新規追加込みのエンドカードフルセット。んで全体をまとめる収納ボックスとゆーセット。購入当初、ディスク8枚組とゆー仕様に若干難色を覚えていたのだが、全てをコンパクトにまとめているため、商品全体でも通常のDVDケース3枚分程度とゆー実に省スペースなパッケージング。このコンパクトっぷりは軽く素晴らしいほどである。てゆーかココまで小さく(細く?)なってくるとは全く思ってなかった。この時点で丸ひとつ。

ディスク1&2巻より

次に各ディスクについて。ディスクの収録内容は(全巻確かめたワケではないが)既存DVDと内容変わらずで、まぁソコは予想どーり。だが、上記写真のとーりケースの側、ジャケット内面にも印刷が施されており、細かいトコまでお客に楽しませようとする心意気が成されているのが見事。ココでもまた丸ひとつ。

ズラ〜っと円状にしてみました。ど真ん中が収納ケース

そして次がエンドカードセット。コレ、写真では分かりにくいんだが、ファイルタイプのカードスリーブに2枚ずつで収納されてんだよね。箱の中にカードだけがドサッと、じゃないのよ。コレはさすがに驚かされた。この仕様のおかげで、別個取り出してバインダーにでもファイリングしとくも良し、普段はケースに入れといて時折眺めるも良し、になっていて、コレクターアイテムとしてバツグンの梱包状態にされているのである。いや、フツーこんな手間かけないだろ?! この製品封入は素晴らしいなー。ぶっちゃけ、ココのポイントだけで丸ふたつ。

ブックレットは、劇中アイキャッチを主としてイラストをふんだんに盛り込んだ絵的に賑やかな内容で、既存ディスクからの再収録以外に新規インタビューも掲載。個人的に読んでて面白かったのが、放送当時3年前の"お祭り"を振り返るプレイバック記事。特に私個人はリアルタイムで観てたワケではないので、本作が当時どのようなブームを巻き起こしていたのか知れたのは嬉しくもあった。コレにもまた丸ひとつ。

そんなこんなで合わせて丸5つ、お見事なまでに大変良く出来ました。とにかくまぁ、DVD-BOXに個人的に求める要素である、コンパクトなパッケージング・各種特典要素・コレクターアイテムとしての出来の良さ、これらを高いレベルで満たしつつ、その上で比較的抑えられた価格にするとゆー、ぐうの音も出ないくらいの良い製品である。マジで冗談抜きに、コイツを割引の2万円チョイで買えたのはお買い得にもほどがあるわ。さすがに安い買い物だとまでは言わんが、せめて手に入れてみて損をする内容には絶対なっていないと断言できる。てゆーか、既存ディスクを全巻持ってるよーな人が改めて買うとしても、この内容ならば満足できるんじゃないだろーか、そのくらいの"価値"を持たせていると思う。少なくとも新作1話が観られるだけ、ってことにはなってないもんなー。

とにかく良かった、買って良かった。DVD買ってこんだけ嬉しい思いしたの、『ガンダムX』のBOX以来じゃなかろーか。とりあえず当面はチマチマと、1話から順に視聴していく所存。新作はやっぱ全部"通して"からだなー。…まぁ途中でガマンしきれなくなりそーだけど(笑)

04/17

昼メシ時に。ラジオから奥田民生さんの『イージュー★ライダー』が流れてきたんだけど、聴いててにわかにハッとしてしまった。ってーのも、歌詞前半の「名曲をテープに吹き込んで」ってこの部分、今の時代だったらもうこんなの"有り得ない"じゃん? カセットテープなんて完っ全に過去の遺物だもんなぁ、楽曲持ち歩くんだったらフツーはシリコンオーディオプレイヤー、かろうじてMD使ってる人くらいいるか分からんが、まぁ少数派どころか稀少派ではあるだろーし。ひと昔前の時代だったら、ラジオをテープ録音してソコからお気に入りの楽曲を抜き出し編集したりとか、私個人はやったこと無いケドそーゆうのだってあったものだが、コレも現代ではPCでラジオ録音とかフツーに行われてるしね。てゆーかそもそも、今の10代たちにテープって言って意味通じんのかスゲェ読めない。当サイトのお客に学生世代がいるとはあまり思えんが、いたらチョット訊いてみたいなぁ。

『イージュー★ライダー』自体は今現在でも、全然聴けるし気軽に口ずさめるくらいの間違いない名曲だけれど、ソレが唄う歌詞の世界はとっくに時代遅れになっちまったんだなー、そんなコトを思い知った本日の昼休み。時の流れってヤツはホント残酷だわな。まぁソレが場合によっては、面白くもあったりするのだけど。

04/19

今期の。新アニメもとりあえずのチェックはひとしきり済んだけど、取捨選択にはもー1週ほしいかなぁ、みたいな具合。てゆーか今期は放送本数やたら増えてんなー。ほぼ毎日2本以上は録画が入るってどんな状況だ。

前のファミ通で。密かに箱三郎はDVDのアップコンバート再生ができるらしいコトを書いてたので、昨夜『ぱにぽに』で確認してみた。ら、なんかホントっぽいわコレ(笑) 自分の感覚でのハナシだが、近年のHD対応で作られた作品ならDVD画質でもあまり気にならないのだが、ソレより前の時期、元からSD画質だったモノだと引き延ばされた"アラ"が見えてくるもので。少なくとも自室のレコーダー&テレビではそんな感じなんだよなー。ソコで箱三郎での再生結果であるが、映像がビミョーにボケてたその感じが上手く払拭されてすっきりキレイに観られるよーになった。あー、コレは良いなぁ、フツーにナイスだ。そもそもこのレコーダー起動時間ヘタに長いし、DVD観るだけならコッチのが断然便利だもんなー。まぁそもそも、レコーダーにアプコン機能があればなんの問題無いんだが…コイツ地デジのダブル録画できねーんだよなぁ、リビングに置いてたヤツを譲り受けたシロモノとはいえ、どーにもハンパな性能ではある。そのうち買い換えたいんだけどねえ。

で、案の定ガマンしきれず『ぱにぽにBOX』の新作とやらを観てしまったり(笑) いやぁ素晴らしいなコレ、3年ぶりとゆーブランクをまるで感じさせない、ホントに1話追加されたみたいなそのまんまぶりである。映像的には新しい技術だとかをにわかに思わせる部分も若干あるが、他の大多数の要素、キャストの演技だったり演出だったり全体の構成だったり無数のパロネタだったり、そーいった"基本"は残さずそのままとゆー。なんつーのか、"戻ろう"と思って戻れるもんなんだな、こーゆうの。コレは放送当時からの、3年待ってたファンは嬉しいだろーなぁ、紛れもなく"帰ってきてる"もんねぇ。何はともあれ面白かった、むしろ期待以上に楽しかったかもなー。

ところでエンディングに出てくるQRコード、私の激烈に型遅れなケータイでは対応してないのでアレ何なのかスゲェ気になる。ネット検索してみたけどひっかかんないんだよな、誰か教えてくれんか(ワリと切実)

04/20

この何年と愛用しているトニックシャンプーがピンポイントで売り切れてて密かに超焦る。イヤ、あの、アレは単に在庫切れしてただけだよね? 後日にまた棚に並ぶよね?? 入荷止めたとかだったら結構本気で困るんだけど…

こないだ。どこぞのサイトで見かけたんだけど、PS3の実績…じゃねーや(※ワザと)、トロフィー獲得の履歴タグもサイトやブログで公開できる仕様なのね。Xbox360のヤツは以前から方々で見るから特に何もないけど、PS3のヤツは初めて目撃したこともあってなんか新鮮。にしても、実績でもトロフィーでも何でもイイけど、そんなにあって嬉しいモノなのかいなアレは。個人的にはどーにも好きになれないから、その辺のある種の征服欲かなんか分からんけどイマイチ理解が及ばない。ふーむ、やっぱ私って通常のゲーマーとは気質が外れてる人間なんだろーなぁ。

04/21

指引っかけてツメを剥がしそーになって悶絶したり、水たまり踏んづけて数年ぶりで靴がガッポガッポいう状態になったり。なんか昨日から小さな不幸が多発してねーかオレ。「小さい」ってのがたぶんポイントだな〜…(乾笑)

前期からの中ではコイツで完全に終いだな。ネットアニメ『屍姫・玄』視聴完了。ふむナルホド、最終回であの終わり方じゃあアレコレ物議呼んだらしいのも仕方ないかもなぁ、作品のテーマ自体は語りきってくれたけど、ひとつのお話としてはスッキリ完結した感じじゃないしねぇ。ま、私個人としては"有り"だと思ったけど。てゆーか、"今の時代"にあの締めを決行した本作スタッフはある種大したモノだと思ったほどであり。ともあれ作品全体としては、終始アニメ独自の作劇展開により原作コミックとは違う語り口で、屍姫とその契約僧・生者と死(屍)者・生と死の"姿" を描いたとゆーことで、私個人としては実に興味深いアニメ版として全話楽しませてもらえた。てかホント、原作のファンであり非・原作主義者とゆー自分みたいな人間としては、まさに"こーゆうの"を観てみたかったのでそのへんマジで大満足。

シリーズ前半の『赫』ではあくまでオーリを主人公とて描き、後半の『玄』からはオーリ&マキナの両名をメインに据えた作劇にすることで、全体を通して物語の主軸がどこにあったのかを明確に描いていたしなー。なにより作品のテーマについて、「術法があるから契約が成り立つのではない、自らがどんな存在だろうとも自分自身の意志こそが絆という縁を生むのだ」と、屍姫と契約僧の間にあるものが何だったのかをアニメ版として語りきってくれたのが素晴らしかった。背景設定とかは原作からだいぶ異なってるけど、それでもやはり『屍姫』として押さえるべき要素を確かに描いてくれたのは何より良かったなー。

まぁたしかに、シリーズ序盤は秋山奈々および羽染達也さんの演技が気にならなかったと言えばウソになるけど、そのへんも話数を追うごとに向上して、まぎれもなくマキナとオーリとして確立していってくれたしなー。『アビス』同様に本作もギャオ視聴だったワケだが、こーして観られて本当に良かったと胸をなで下ろす次第である。スタッフの皆様お疲れさまでした。でもまーやっぱ、『赫』と『玄』とでタイトル表記分けてたのにはイミがあったのかとゆー疑問は最後まであったけどな(笑) 別に"通し"で構わんかったんじゃ。

04/22

今期放送番組の。ピックアップも大体決まった感じだけど、毎度やってる抜粋ファーストインプレはなんか面倒でイマイチ書く気になれない今日この頃。まぁ別に義務があるでもなし、そもそも需要自体がゼロなのであえてやる価値なんぞ無いんだが。うーん、やめっかなー今回は。どーしよ。

都道府県をロボット化。昨夜『屍姫』の後にコレ観てゲラゲラ笑ってた。いわゆる中二設定もココまでやられるともはや見事だなー、ロボットものとして案外真っ当に面白そうな気さえしてくる(笑) にしても、私が道民だから気になるのか分からんが、なーんでまた北海道が主役メカなのか。あえて東京をハズしてるってのは分かるんだけどさ、だってシルエットがあからさまにラスボスだしなアレ。ところで上の短い方の動画、BGMが『Beyond the Bounds』なのはまた何故に。イヤまぁカッコイイし好きなんだけど。あとアレだ、基本タイトル(機体名とか)の前に漢字4文字が付くのはロボットものの"お約束"なのか最早。実際多いからなー、『機動戦士ガンダム』とか『勇者特急マイトガイン』とか『元気爆発ガンバルガー』とか。(←ビミョーなチョイスだなまた)

で、ソレ観てる間に届きました、『劇場版・天元突破グレンラガン 紅蓮篇DVD』ゲット(←コレも漢字4文字ですね) って、本来の発売日は今日なんだよなコレ、Amazonの配送環境が向上したとは言ったが段取り良すぎて今度はフライングになってんぞ(微苦笑) まぁ早く手元に来るのに越したことは無いけどさー。で、本当は週末にするつもりでいたけどガマンしきれなくて昨夜早々に視聴完了。なにぶん今回でトータル3回目にもなるため、内容について今更どーってのも特に無いんだけど、でもそれはソレとして『グレンラガン』は面白くてたまらんな! 3人の出会いから始まる物語に興奮を覚え、カミナの燃えるが如き生き様には心を震わせ、そして絶望から立ち上がったシモンの大口上に血潮をたぎらせる! やー、やっぱ本作は素晴らしいわ、何回観ても同じ場面で同じ気持ちになれるもの。

あと今回はとーぜんのように限定版セットの方を購入したのだが、コレがまた特典がやたら豊富でもう。劇場版の公開イベントを収録したディスクに、テレビシリーズ本編版のオマケにあったCDドラマの続編、劇場パンフの縮小復刻版まで付属して、それら全てをキレイに収納する豪華仕様のコンパクトボックスとゆー、まさに限定版の名にふさわしい実に豪華な仕様であり。いや、コレがAmazon割引で5000円チョイならホントお得だわ、この満足度は先日の『ぱにぽにBOX』にも迫るイキオイである。ケースの加工が何気に格好いいんだよなーまた。

ともあれコレでいよいよ公開目前となる『螺厳篇』の予習もOK、今月中に観に行くかはまだ考えてないが、どーにもこうにも楽しみだ。あと別に本作、英語表記では「Childhood's End(※幼年期の終わり)」なのね。有名SF小説からの引用だけど、でも確かに「シモンの物語」としては的を射た表題だなー、と何やら感心。

04/24

『ぷっすま』は終わっちまうかもなー、ソコはやはり残念ではある。てかなんだ、いい年した大人が「バカやった」こと自体は確かなんだし、ソコは社会人のケジメとして謹慎くらい課すのも当然&仕方ないとは思うワケで。でも、せいぜいが「なにやってんだよ剛ぽん…」などと溜息混じりに呆れる程度のことで、周囲の過度な批難も擁護もなんか違うよーな気がする今日この頃である。なんにしたって「最低の人間」ってのはやっぱり言いすぎだろーて、なぁ。や、ご当人がどんだけ潔白で後ろ暗いことも無い人物なのか知りませんがネッ!(嫌な笑い方で)

まぁ社会風刺(違。)は捨て置いて、本日はゲーム関係で小ネタ乱発。ひとつめ、『ロックマン9』がWii以外の2ハードでも配信決定。3機種での展開はハナから予定していたことだったから、なんか「よーやくだなぁ」といった気分ではある。でも予定は6月なのかよ、ソレさすがに遅くね?(苦笑) 海外ではけっこう以前から、Xbox LIVEで体験版だけ配信してたらしいので、余計そんな気になる。まぁなんにせよ、こーしてプレイ人口が増えることは喜ばしいハナシであり。そーいやHD機だと画面表示はどんな感じになるんだろ、しょせんは変わるもんでもないか?

ふたつめ、『Braid』のPC体験版を配布中。コレもまたプレイヤー数を増やすキッカケだよなー、宣伝的なつもりでこーしてご紹介。チョイと遊んでみたけど、体験版部分だけでも充分に本作の魅力は伝わってくるかと。てか操作説明無くても遊び方がちゃんと理解できるデザインなんだな本作、今更ながら作りの丁寧なゲームだ。でも設定かモニタに不都合でもあるのか、画面表示がゆがんでたのがなんとも。あと、キーボードプレイはさすがにキツかった、基本的には真っ当なアクションだからなー、やっぱパッドで遊びたくはある。

みっつめ、64個のLEDで再現された某ゲーム。さすがの私も第1ヒント読むまで正解が分からんかったヨ(←この手の推測は密かに得意な人)、画像だけで見破れたらマジ凄い。とにかくコイツは見事と言う他無いよなー、だって正味8×8ドットでゲームを構築してるワケだからねぇ。きょうび8平方ドットの領域なんてゲームのアイコンでもお目にかからんぞ。一般的な画面表示で言って、今このフォントの1文字より範囲狭いんじゃないだろーか? この→ □ 四角の中に入りうるゲームか…まさに職人芸の世界だな(笑)

04/25

まだ先週号読み切ってないのに今週のファミ通が手元に。今週はヤケに時間が無い&使い方が悪い状況だったからなぁ… てゆーか、今月のレビュー更新がまだひとつも無いことはもうスッカリ諦めた。…色々と破綻しかけてんなぁこのサイトも……(溜息)

書こうと思ってたネタはあったんだが、時間の都合で(?)別の話題を。『イナズマイレブン』の第1シーズンを再放送。『イナズマ』応援サイトの義務として(←いつから?!)ココはひとつ。まぁまた観られるコト自体は嬉しいけど、まだ本放送やってる真っ最中だってのに今からもう再放送ってのも『夏目友人帳』より忙しないハナシだなぁ、と呆れ半分ではあったり。まぁ元々のスケジュールなら、(実際のところは分からんが)原作ゲームの『2』と同時進行だったハズだろーにアレコレあって狂っちゃったからなー、そこら辺の調整的な目論見もあったりするのかしれん。つーか、『1』のことにしたって据置機バージョンの『ブレイク』がまだ開発中のハズだから、再放送中に発売するつもりだったりするのか? そもそもソッチの情報も全然出てきてないからなぁ…

とりあえず1話からまた観られるのはありがたい。てゆーか今またアタマから観たら、鬼堂なんて相当キャラ違うだろーな(笑) ともあれ本作未視聴の方もこの機会に是非。『キャプテン翼』と『疾風アイアンリーガー』を足して2で割らない怒濤の超次元サッカーをご堪能あれ。

04/26

『グレンラガン・紅蓮篇』の特典CDドラマを聴取。なんと言いますか、やっぱり中島かずきさんは間違いなく紙一重の人だなー、と改めて。てゆーか正直なハナシ、ラストでぶっちゃけてた(※アレは「明かされた」とかじゃないと思う(笑)完結編の次回予告、聴くだけでムチャクチャ面白そうなんだけど…! バカ騒ぎばかりやってるようでいて、ワリと本腰入れてアニメ本編の展開はできなかったことに挑もうとしてるのかもしれんなぁ、このシリーズで。とにかく次が楽しみだけど…発売は1年後くらいデスか?(微苦笑)

今期の。新アニメ群、OP&EDに注目の行く作品がなんか少なくないことに気付いたので、抜粋インプレをやらん代わりってんでもないけど、その辺をネタにつらつらと。えーと、順番考えるの難しいんで曜日順でしゃべくりますか、まずは『クロスゲーム』、本作はOP曲のアーティストに目が行く。コブクロは野球(甲子園)にかける情熱を唄った楽曲を幾つも手がけてきてるから、高校球児の青春物語である本作とのタイアップはスゴく似合うなーと初回観て思ったり。曲が、ではなく、アーティスト自身が作品と合ってる、ってのはあんま例を思いつかないよなー。

次は『鋼の錬金術師』、コイツはEDのアニメだな。基本は落書きタッチのコミカルな雰囲気ながら、ラストは背を向けてひたすら道を歩む兄弟、このビジュアルイメージには本作のテーマ性を象徴するモノを個人的に感じることもあり、この1シーンがあるだけで実に印象深くなるんだよね。

つづけて『アラド戦記』はEDの曲とアニメ。YMCKの楽曲は本作のが聴くの初めてだったと思うが、同ユニットのいわゆる8ビットメロディとソレに合わせたドットアニメとは実にナイスなマッチング。至極単純にドットキャラの"動き"が良くできてんだよなーアレ。個人的には空飛んでるワーム系モンスターの表現が秀逸だった、あの"らしさ"は上手く作ってるわー。

次は『イナズマイレブン』のED…は前に取り上げたからもういらんか、『ハヤテのごとく!!』からはEDの演出だね。曲に合わせて3人娘が合いの手を入れるの、なんか『みなみけ無印』のOPを思い起こさせるのだが、ともあれ賑やかっぽさがあってイイね。あとラストにヒナギクがぺこんとお辞儀して終わるのも、なんとなく気に入ってたり。

今度は『けいおん!』、本作もまたOPとEDの演出だなー。OPは曲もアニメも合わせて良いイミでの部活的な感じ・シロウトバンドっぽさを表現し、うって変わってEDはガールズロックバンドのPVを彷彿とさせるよーな内容になっており、その上手く構成された両面性が面白い。EDのラストカットなんか、スゴく"ソレっぽい"んだよなー。ところで本作のEDを観ていて何故か『リズム天国』を思い出した(※GBAの無印の方)んだが…まぁ他にそんな人間いるワケが無ぇか。

最後に『夏のあらし!』からはOPの曲とアニメ。まぁ本作の要素についてはこれこのよーに余所でもうカッツリ取り上げられてるので、今更なハナシかもしれんが(笑) しっかし13パターンの作詞ってまた、ずいぶんとムチャする(やらせる?)よなー。あとハナシずれるけど、本作はED曲がいち楽曲としてワリとお気に入りだったり。サビの盛り上がり方がカッコイイ。今まで観てきた作品振り返ってみても、シャフト謹製アニメのOP&EDって、ネタ要素別にして楽曲自体からして"イイもの"を出してくるんだよなー。映像要素のみならず、音楽面にもこだわりが感じられる制作チームではある。

とりあえずこんな具合で。時に今回取り上げた各作品、あくまでOP&EDで目が行くヤツとゆー"くくり"で選んだだけなので、今期視聴分の注目作とはまた違ったりして。

04/27

久しぶりに精神力をゴッソリもぎ取られるよーな業務で消耗しまくり、そんな状況下で帰りにコンビニ寄ったらジャンプが置いてなかったとゆーある種の2重苦。いや全く、嗚呼、とでも呻く他無い…(疲顔)

今週のファミ通で「読者が続編を熱望するゲームTOP50」とゆー企画記事が掲載されてんだけど。その中で、下から順に挙げるけど、『エターナルアルカディア』、『ジェットセットラジオ』、『ZOE』、『ロックマンDASH』、『大神』がランクインしていて、「おぉ、分かってる人間はいるもんだなぁ…!」などと何となく上から目線。しかしなんだ、この中でも特に『DASH』がTOP10入り(※176票・第7位)を果たしていたのは正直言って驚きだ、コアなファンを集めた作品だってのは分かってたけど、その人気は未だ衰えずだなぁ。まぁ『タツカプ』にも参戦してたから、知名度は案外あるのかもしれん。シリーズ自体の売上はそんな数でもなかった気がするのだが…(ぼそっ)

しかしまぁ、『エターナルアルカディア』をアレ、シリーズ作として表記するのは相当以上に間違ってる気が。てか同作こそ本格的にシリーズ展開すべき作品だったろーになぁ、あの強力に魅力的な世界設定をタダの1作で終わらすにはあまりにも惜しすぎる。そもそも私なんて、同作の設定を活かしたオリジナルストーリーを一時期どれほど妄想したものか…

04/29

ついでに色々買い込んだブツとか、他にネタもソコソコあるんだが、まぁそんな余裕(?)は一切無え。そんなこんなで『劇場版・天元突破グレンラガン 螺厳篇』を観賞。いや…もうなんて言えばイイんだろう、原作テレビシリーズだけでも十二分に凄まじい展開の終盤だったし、劇場前半の『紅蓮篇』もまた途轍もないクライマックスを描き上げたモノとして、さらにその"上"が果たしてあり得るのかどうか、そーいったところは期待も不安もやっぱありつつ、でも『グレンラガン』なら大丈夫だろう、とそんな心境で劇場まで足を運んだワケだが……あったなぁ、上が。

なんだ、さんざんやりまくってもうコレ以上はムリだと思っていたモノに、まだドリルの回る余地があったのかという驚愕とゆーか。まだ回るのかよ!?、何回転するつもりだよ!!??、みたいな。あぁ、そりゃスタッフブログで「制作期間ギリギリでした」みたいなコトになってるわな、あんなんやってたらそりゃムリもないわ… まさか最終決戦が本当に全方位・大全力で天元突破を成そうとは……

なんか余りに圧倒的にも程のある熱力の作品だったため、こーやって思い返しながら何かしゃべろうにも上手く言葉がまとまらない。劇場で観た分には、エンドロールやエピローグでキチンと気持ち落ち着けるコトもできたんだが… とりあえず1点だけ、後半の、ほんの2〜3秒程度挿入されたとある"カット"で危うく泣かされそうになった。

とにかくアレだ、コミック版とかスピンオフは別として、アニメの本編シリーズとしては正真正銘の完結となる『螺厳篇』、テレビ版から長らくこの作品を追い続けて心底から良かった。完全無欠の極上エンターテイメントアニメである『天元突破グレンラガン』、それを物語も絵も音楽も全部ひっくるめて存分以上に楽しませてくれた全ての制作スタッフ各位に改めて深い深い感謝を。ありがとうございました、本っ当に面白いアニメでした。まぁ2回目は10日くらい過ぎてから行きますかねー(←すでに確定済みらしい)

04/30

出勤と退勤とで、タイムカードのスタンプがちょうど12時間差。なんとゆーか、業務時間が長いとかどーとかってのと無関係に、なんとなくでイヤな気になった。てかそんなことよりも、昨日買ったブツがさっぱり手を付けられん方が状況的に困る。マンガ読む時間も取れてねーぞ実際。

昭和50年代生まれ。基本的に自分は懐古主義や、「昔は良かった」などとのたまうのを嫌うタイプではあるのだが、でもそれはソレとして懐かしさとゆー感情には逆らえず(笑) なにぶん当方、昭和55年生まれとゆーまさにど真ん中ストライクな世代ゆえ、話題の9割方までが分かりすぎて困る。にしてもこの手の昭和トークで毎回思わされるんだけど、『ビックリマン』のお菓子を捨てるとかって、コレいまだに信じがたいんだけど本当にそんな事実があったのか? あんな美味いチョコ菓子なんて他にそうそう無いとこの歳になっても思ってんだけど。別商品としてだとかで、今あのお菓子部分だけが復活して売られてたら確実に買うよオレ。

ちなみに自分は『ビックリマン』も少し手は出してたけど、そっちより『ガムラツイスト』の方を集めてたなー。あと途中まで読んでて思い出したけど、小学時分は風貌と性格から一時期あだ名が「ぬーぼー」でした(本当) 元ネタのお菓子自体好きだったしなー、マジでしょっちゅう食ってたぞ(笑)



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