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感想・漫画編。

TWIN SIGNALツイン シグナル 7巻

著者:大清水さち

出版元:ガンガンコミックス


ロボットマンガの7巻目。海上都市からようやく帰り、音井ロボット研究所にも徐々に住人が増えてまいります。

ひとまず、シリーズ最初の長編展開・リュケイオン編が終了したあとってコトで。この7巻は久しぶりにそれ以前のノリ、明るく賑やかなコメディ色を前面に押し出した雰囲気に戻っております。まぁ、リュケイオン編の特色だったドラマティックな感じが一気に薄れて、読者によってはチョイと面くらうっつーか、肩すかしな感じも無きにしもあらず、ってなモンでしょーね。だけどもTSの作風って、こういうコメディタッチのお軽いノリが”本来のモノ”っていう風に、私なんかは思ってるワケで。ドラマティックな展開には読み応えが確かにありますが、この巻みたいな、「人間・ロボット入り乱れた音井家の面々によるのんきなお話」が基本である、ってゆーのが本作のスタンスで、むしろそーゆう軽さがあるから、ドラマ展開がより映えるようにも思えたりしますね。イヤま、単に私がこういうコメディのノリが好きってタダそれだけではありますが、ね(笑)

んでだ。7巻の内容、ひたすら「お軽い」と言ってはいますが、リュケイオン編から”その後”の各キャラ達の心理動向や、次なる新展開に向けた描写などが随時盛り込まれており、そういう点では飽きさせない内容にもなってたりします。リュケイオンで起こしたアレコレを抱えつつも、改めて音井家での生活を始めて、そうしながら自分を見つめ直すカルマ。カシオペア博士のもとで、穏やかな暮らしを手に入れたアトランダムとユーロパ。そして、Dr.クエーサー及びクオンタムの動向を探り、向こう側の次の”動き”に考えを巡らせるオラトリオ。それらストーリー展開の「繋ぎ」をチョコチョコと挟みつつ全体的にはコメディ色で包んでおく、みたいなこのへんのバランスが何気にウマく取られているため、リュケイオン編から続けて読んでいても、別段退屈に感じることは無いんですよね。まぁ確かにハデさは薄れたけれど、マンガそのものに悪さは見当たらないと思います。私にTSファンとしてのフィルターがあるとしても、このへんの感想にそう間違いは無いと思うんですが。さてどーでしょかね(笑)



▽自薦名場面 ― 77〜78ページ

 「あ、教授」 「おじゃましてます」

 「――――…
  なんかあの二人仲いいけど、なんかあったのかい?」

 「ああ。知らないのは二人だけってヤツですよ」

この巻、中身は地味なクセに、良いシーンはひそかに多いんだよなぁ。つーことで、意外に悩みながらも選んだワンシーンはコチラ。このマンガ、ラブコメ寄りの話が少ないorあってもこの程度で終わっちゃうよーなモノ(とりわけシグナル&エララのカップルについては特に)なんだけど、こののんびりしたような雰囲気もまた好きだったりするワケで。



第8巻>

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2005/07/28