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感想・漫画編。

スパイラル 推理の絆 2

原作:城平京 作画:水野英多

出版元:ガンガンコミックス


”推理”のマンガ第2巻。ラザフォードや浅月あさづきなど、主要なブレードチルドレン連中が出始めてきましたね。

さっそく総評を言いますが…ま、1巻よりは面白くなってきましたかねぇ。本作の魅力であり特色でもある知略対決と、そこから広がるドラマ性が強調されてきた感じです。巻末の原作者あとがきにも残されているとおり、”まっとうなミステリマンガっぽさ”は早々にナリを潜めていますが、でもまーソコんとこはスパイラルの”味”じゃないからねー。趣が変わっても魅力アップに繋がれば、それはソレでノープロブレムというヤツでしょう。といっても、まーだそんなハッキリ面白くもなってない、っつーのもホントのところだったりしますが。悪くはないんだけどねー。もう一息なんかが欲しいところ、ではありますな。

シリーズ的な部分から見ると、ブレードチルドレンについてのアレコレや、各メインキャラの関係構図なんかを明示したりと、「舞台設定のとりあえずの解説」を2巻では行っている、という感じですな。いわゆるひとつの、長編作品では欠かせない「世界設定説明」ってヤツか(笑) レギュラーキャラもチョコチョコと出てきて、なんつーのか、ストーリーの舞台が軽く一歩ふくらんだような印象です。やはりここから先の物語を楽しむためにも、2巻もまた通過しておくべき巻ですね。あんま面白くねーけどよ。……や、そんな強調して言うほどでもないケド、やっぱ2巻までじゃあ力不足なんだよなぁ… どーにもイマイチ感がぬぐえないとゆーか… てか登場したてだからなのか知らんが、ラザフォードも浅月もビミョウに性格違うぞ。誰だよあの高笑いしながら「死ぬがいい」とかほざいてるメガネわ。



▽自薦名場面 ― 66ページ

 「生死はそれぞれ1/2… 間違っても恨むなよ」

 「大丈夫です! 鳴海さんはこんなとこで死ぬ人じゃありません」

爆弾解除の直前の、歩とひよののやりとり。このふたりの関係って、基本的にはこの「自分をまるっきり信じていない少年と、そんな少年を全面的に信じている少女」っていう構図から、なんだよなー。にしてもなんだ、危険だと分かりながらも迷い無く爆弾の棒を握っちまうひよのって、やっぱ男前だわ(笑) ま、そーいったリスクを自ら背負うからこそ、歩の隣りにいる”資格”が彼女にはあるのかね。



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2005/04/26