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感想・漫画編。

Q.E.D. …証明終了 15巻

著者:加藤元浩

出版元:月刊マガジンコミックス


理数系ミステリマンガ15巻目。今回の収録分は冬時季のエピソードだけど…さて、シリーズ開始してコレで一体何度目の年末だろーな。サザエさん方式の作品は、長引くとホント”なん”だよなー。 ( ̄▽ ̄)

では『ガラスの部屋』。いまカバー折り込みの既刊ラインナップからザッと確認してみたら、今回ので大体5回目くらいの年の瀬ですネ。…長ぇなぁ、つくづく…… いま別の本でまた調べてみたら、レビュー執筆の現時点でシリーズ開始(てか、誌面初掲載)からおよそ10周年でしたからねー、良くも悪くも、これだけ長期に渡って続くもんかと感心したりしなかったり、ですな。話が逸れた、閑話休題。犯行現場の偽装とかは、現実にそうそうあるかどーかいったん置いとくとして。一部の誰かからは殺意を抱かれるほど忌み嫌われなる反面、他の多数からは「自分はあの人が好きだった」と言われるよーな人物、こーゆー人って実際に結構いるよなぁ、なんて思ったり。なぜだかヒトに好かれる人柄の持ち主ってのか。なんだろ、コレがいわゆる「人徳」ってヤツなんでしょーかねー。あとまるで別に、ラストの決め手として提示した音声データ、アレってモノとしてはデジタル加工した証拠になると思うんですけれど。シリーズ第1話では「デジタルの記録情報では証拠能力が劣る」と作中で言ってたのに、今回では(単に揺さぶり目的とは言え)そんなデジタルデータを活用してるの、コレって警察がデジタルでも証拠価値を認めるよーに変わった事の示唆なのかねぇ? や、刑法ぜんぜん知らんけど。でもこの辺にもまた、シリーズが長らく続いてるとゆー点を実感してしまいますな。

続いて『デデキントの切断』。本シリーズおなじみの、理数学ネタを持ち込んだエピソード。なんだけど。……私はコレでもいちおう工学大卒業生なので、ソッチ方面の素養は多少なり持ち合わせてるし、まぁまぁ理解も進むんですが。カンペキ文系の読者には、今回の説明で意味伝わってくれてるんでしょーかね?(笑) 非・理数系の人に対してもちゃんと分かりやすく解説してるとは思うんですけど、それでもさすがにスッとは理解できんだろーなぁコレ、とは感じてしまうワケでして。”まるっきり”な読者にはやっぱ涅槃に旅立ちかねない説明なんだろか。まぁイイや、事件のナカミは燈馬がかつて図らずも生んでしまった数少ない”過ち”に関わるお話ってコトで、やや後味の重たいエピソードです。にしてもだ、ロキの本名なんて誰か覚えてるヤツいんのか(微苦笑)



▽自薦名場面 ― 96ページ

 「でも良かったね、大矢さんの口座にすごいお金が残ってたって‥‥」
 「燈馬君、ご苦労様」
 「僕はもう掃除でクタクタです」

収録前半のラストページ。今回のは会話内容とか全然重要ではなく、単純にコマの描写がポイントで。なんかもう水原家に馴染みすぎだな燈馬想。もうきっと、アッチの両親にとってはほぼ”公認”なんだろーなコイツら。イヤ実際、大晦日の年越し時分に他人ん家のコタツでくつろいでて、それでお互い単なるクラスメート同士だ、とか、そんなん通用しねーぞ?(大笑)



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2007/07/10