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感想・漫画編。

Q.E.D. …証明終了 5巻

著者:加藤元浩

出版元:月刊マガジンコミックス


ミステリマンガの5巻目。この巻で、よーやく話数がふたケタ突入しました。ま、各巻ごと2話ずつしか収録されんからな、このマンガ。

まず総評かね。前の4巻が、QEDシリーズで見て序盤の傑作といっても良いぐらいに面白い内容だったのに比べると、やはりと言うか仕方無くと言うか、多少のパワーダウンは否めない感じではありますな。イヤ、決して面白くないってワケじゃーないんですけど、”上り階段”をいちど降りるみたいな、そーゆう”ダウン”の感覚は、やはりしてしまいます。

じゃ、いつもどーりで各話感想。「歪んだ旋律」。これまで出てきた中で最低の犯人ですな。以上。……やーホント、ぶっちゃけソレ以外の感想無いや(笑) 話としては、展開もトリック部分も簡素にまとまって進んでいくし、ワリと読みやすい回なんですが。なーんかそんなに面白くはないんだよなー。なんだろう、コメディ的とゆーか、お軽い要素がほとんど入ってないからでしょうか。まぁイイや。終わり。さぁ今回のレビューはサクッと済ませますよー(笑)

次、「光の残像」。読み返していまさら気付いたけど、お話の導入から事件のキッカケから謎解きから、何からナニまで「カメラ」が中心になって話全体を展開させてるんですねぇ。そーゆうポイントでは、やはりこの回もまとまりがあって読みやすい感覚。収録前半よりはコメディ要素も適度にちりばめられてて、事件部分でもドラマ性(って言うと少々大げさな感じだけど)が盛り込まれてるし、面白さではやっぱコッチの方が上でしょうか。あるイミでは、実にQEDらしいお話って感じがします。でもまぁ、どーにもイマイチな感じがあるなぁ。なんだろか、この微妙な物足りなさは。ま、長いシリーズ作品じゃあたまにはこーゆうコトもありますやな。あ、最後に。水原さんはクチの達者さにかけては天才だと思った。以上、終了。うわぁ、今回のレビューマジで短ぇ!!(大笑)



▽自薦名場面 ― 192〜193ページ

 「最初に言った通り、あとはおまわりさんにおまかせします」

 「い、いやしかし‥‥」

 「――今話したことは全部、30年以上昔の、僕らの生まれる前の話です。今では罪にも問えない、気の遠くなるような昔の‥‥
  そんなときのことを僕らはなにも決められないし、それに‥‥それを決める責任も負えないから‥‥‥」

収録後半のラストシーン。必要があるから謎は解き明かしたけれど、その事実について、ずっと昔に起こった出来事については、明かす必要があるかどうか決められない。ソレは無責任からではなく、自分たちが負って良いようなことじゃないと思うから、事実を委ねさせてもらった、と。お節介ではなく、成り行きで”こと”に関わっただけだから、というその態度、素直に好感が持てます。イヤ実際、余所の探偵キャラって出しゃばりばっかじゃん?(笑)



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2005/08/24