感想・漫画編。
ONE PIECE 33巻
著者:尾田栄一郎
出版元:ジャンプコミックス
海賊マンガの33巻。デービーバックファイト編のメイン部分を収録。…いやあ、あんま書くこと無いなぁこの巻。 とゆーワケでホントに、レビューで書くことがさっぱり思いつかない巻なんですけどね今回。イヤまぁ冒頭から、しれっとした顔でこんなコトぶっちゃけてもしゃあないんですが(笑)、でもコレと言った感想の思いつかない内容では、実際あるワケでして。つっても別に面白くないとかってんじゃないんですけどね。まぁねー、基本的に今回のDBF編って、空島編から次の長編展開の間の、完全な"繋ぎ"のイベントだからなー。ストーリー的な盛り上がりなんかも取りたてて無いですし、感想書こうにも今ひとつ気が乗らないのも、やや仕方の無いトコではあります。まず全体的にコメディ路線だしねぇ。巻末でのルフィの叫びなんかにしても、普段の熱い展開と比較してどーしても不足感を覚えてしまうと言うか。直前までの空島編がボリュームもスケールも実に壮大なエピソードだったから、その反動として軽い展開になってる今回に、余計なギャップを感じてしまうってのも、まぁあるのかもしれませんね。 でもいちおう、これまたくり返し言うコトになりますが、物足りなさを感じてしまうだけで、退屈ってコトは別にないんですよね。フォクシーにひたすら酷ぇ暴言吐きまくるルフィとか、イトミミズのツッコミ混じりの司会とか。60ページのとか素晴らしすぎる(爆笑)
「おれ、こんな奴らと一緒になんて」 お前が海に出たのはお前の責任!!! どこでどうくたばろうとお前の責任!!! 誰にも非はねェ。ゲームは受けちまってるんだ!!! ウソップ達は全力でやっただろ。海賊の世界で、そんな涙に誰が同情するんだ!!? 男なら………!!! フンドシ締めて、勝負を黙って見届けろ!!!」 ギャグシーンとどっち取るか迷ったけど、まぁやっぱり"シメ"の場面を選んでみた。なにかとユルい感じが目立つ麦わら海賊団だけど(まぁ船長がアレだからなぁ…(笑)、その中でやはり、この漢だけはいつ如何なる時でも義侠の心意気に溢れてるワケで。つくづくゾロには、背中に「任侠」とでも背負うのが似合うよなー。生まれと場所がこの海賊世界ではなかったら、きっとそーゆースジの者として歩んでいたに違いない(笑) |