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感想・漫画編。

ONE PIECEワン ピース 10巻

著者:尾田栄一郎

出版元:ジャンプコミックス


海賊マンガ、よーやくココで10巻目でございます。VSアーロン海賊団の前半戦、麦わら海賊団の反撃開始。あ、表紙連載シリーズでは『コビメッポ奮闘日記』がスタートです。そーいやコイツら、30巻超えた”現在”でも元気でやってるのかなぁ。コビーも少しは強くなっただろーか。海軍将校への道は、まだまだ遠そうだけどな(笑)

てなワケで、9巻のラストから引き続いてルフィら4名の逆襲から、コミックスも始まるんですけど。この出だしの部分、ルフィの心境に、まず注目しましょう。おさらいをしますと、ゾロ・ウソップ・サンジは、ノジコから聞かされてナミ(およびココヤシ村)の過去の出来事をいちおうすでに知ってるから、アーロン一味にケンカふっかける理由は十二分にあるワケです。一方ルフィはとゆーと、前巻ラストのやりとりにあるように、現在の状況も事情もなにひとつ知らないんですよね。アーロンってヤツが、何処の・誰で・何をしたのか、一切理解してないワケです。でもコイツは、ナミが泣きながら名前を叫んでいたから、ただソレだけで”当たり”を付けて、アーロンをぶん殴りに行った、と。段階的にまとめると、

 ナミが泣きながら「アローン!」って言ってる → どうやらアーロンってのがナミを泣かせた原因らしい → よし、アーロンってのぶっ飛ばす

…どーよこの完膚無きまでの三段論法。事情とかそんなの、ルフィには一切関係無いのですよ。まさに11ページのセリフの通り、うちの航海士を泣かすなよ!!!!、ただソレだけでアーロン一味をぶっ飛ばす理由になってしまったのですね、この海賊王にとっちゃ。理由が理由になってない、のにルフィにとってはソレで充分ぶん殴る理由になる。もーホント、色んな意味でスゴすぎ。まぁそーゆー、ゴチャゴチャした因縁とかとは無関係に逆襲シーンを開始してくれるから、直前までのどん底から一気に上昇するカタルシスを見せてくれてるんですけどねー。複雑な心理模様を描いた作劇も悪かーないけど、このくらいストレートに行っちまうのも、また時には良いですやな。

といっても、10巻のメインは基本的にはルフィでは無く、VSアーロン一味3幹部で大半を占めてるんですけどね。好き勝手してくれた”仲間”への”お礼返し”として、そして同時にそれぞれ抱える曲げられない信念を持って、ゾロ・ウソップ・サンジが3幹部をぶちのめす! う〜ん、やっぱこの巻は理屈抜きに『逆襲の回』だよなー。カタルシスを吹っ飛ばす展開。だから読んでて爽快だし、ページもサクサク進むんだよねー。



▽自薦名場面
 ― 145ページ

 グイッ!

 「……… ゾロ…」

振り向きも何もせず、ただ無言で合図を示すゾロ。たった3コマの描写だけど、だからこそ存分なまでに、ゾロの仲間意識とゆーか絆とゆーか、そんなのがハッキリと伝わってくる。コイツ、基本的には仲間想いだしなー(笑) にしてもやっぱ、ゾロはこーゆう”決め”のシーンが良く似合いますやね。



第11巻>

<第9巻


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2005/11/29