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感想・漫画編。

ONE PIECEワン ピース 3巻

著者:尾田栄一郎

出版元:ジャンプコミックス


海賊マンガ第3巻。バギーとの決着からキャプテン・クロ編の前編まで。んで間に番外一本、てなトコか。

この巻あたりまで読むとそろそろ、「動き始めた物語が土台を固めてきてる」っていう様子になってきますな。チョロッと世界設定の解説やったり、"4人目"であるウソップが登場したりなどなど。"基本"はまず出来上がってるから、ソレをより大きくシッカリしたモノに仕立てていこう、ってな雰囲気とゆーか。やっぱバギー編までは、自分的にはあくまで前哨戦ですなぁ。そういやここらまでの連載時期は、まだコミックス買い集めようかどうか迷ってた頃だったんだよねー。

ともかくも、3巻の注目ポイントはやはりウソップかな、と。実はワタクシ、ワンピース内ではウソップが1・2を争うレベルで気に入ってるキャラでして。とゆーか、「気に入ってる」ってよりも「買っている」という方が正解かも。上記の文とも関連しますが、私がコミックスを買い始めたのも、ある意味じゃウソップこそがキッカケだったりするワケでして。何をどう気に入ってるのかとかは、もちっと先での巻に譲るとしますが…しかし当初のウソップ、悪いイミでなく変わらんなー。別に他のヤツらが変わったってのでもないんですが、コイツはホントに同じまま。嘘つきなのも、世話焼きなのも、微妙にヘナチョコなのも、心根が優しいのも、そして誰より誇り高いのも、どれもが30巻超えた現在でも変わってない。イイなぁ。やっぱ、いま読み返してもコイツなんとなくイイなぁ。あぁ、そーいや海賊団のツッコミ役ってトコも、当初から変わってねーなぁ(笑)

その他、一連のシーンとして好きなのが、若かりしころ(つっても"現在"でせいぜい30代だろうし、ちと違和感あるな、この表現)のバギーとシャンクスの会話シーンですね。つーか、シャンクスが自分の"信念"を語るところ、か。「意見が違うからこそ、それぞれの道を行けばいい」、そして「かつての仲間であっても、海で再開したなら命がけで戦う」。これらシャンクスの信念って、シャンクスのってより尾田さんなりの『海賊観』なのかなぁと思ったりもします。「略奪者としてでも冒険者としてでも、『海賊』とはつまりはそういうものだ」、そういうことを、シャンクスを通して描いてるようでもあるんですよね。コレがつまりは、ワンピースにおける『海賊』の基盤なのかな。

しっかし、いま見てもガイモンさんは常軌を逸したキャラだな。宝箱にハマった人間て。どーゆーデザインだよ。すげーよ。



▽自薦名場面 ― 84ページ

 「すまん!!! 恩に着る!!!!」

 「気にすんな!! 楽に行こう!!」

 「――言葉もないわ…!!!」

プードル町長と麦わらの一味の別れの際にて。万感の思いを込めてぶつけた感謝の言葉の、その切り返しがコレ。これほどまでに清々しい返事が果たして他にあるだろうか。イヤまったく、町長さんの言うとおり。「言葉もない」。アレコレ語るのも無粋だぁね。



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2005/02/08