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感想・漫画編。

鋼の錬金術師 8巻

著者:荒川弘

出版元:ガンガンコミックス


錬金術マンガ8巻。リンを始めとした東方のシン国から来訪した新キャラを中心に、シルエットのみながら推定ラスボスの『お父様』が遂に登場と、ここでまたストーリーは新たな展開を。あと巻末のオマケ、この頃にアニメだのゲームだの出始めてたんだなー、と。せいぜい3年ほど前の話題ながら、もうスッカリ昔の話だなぁ。

そんなこんなで、新キャラが複数名投入したことによって新展開といった印象の特に強いこの巻ですが。実はねー、本誌連載で当初このメイやリン達を見たとき、自分は正直単なるテコ入れにしか映らなかったんですよねー、彼らの存在が(苦笑) まぁテコ入れとゆーか、連載の更なる長期化に対応させるための編集サイドからの”政治的理由”による新キャラ投入に感じたとゆーか。この先ストーリーが進むに連れて、彼らの存在意義・本編介入への意味合いは続々と高まってくるため、そーゆーネガティブな印象はナリを潜めてくれるんですが、当初はそんな印象だったためどーにも良いイメージが無かったのですよ。キャラの個性とかはまったく別として、物語上で必要なキャラなのか否か、の面でね。あぁ、初登場の回が117ページ前後の、今更ながらに世界設定の解説みたいなのがヤケに目立つ内容だったから、余計にそんなイメージを抱いたのかもしれんなぁ。メイン舞台の国の名前なんて、ココで初めて明らかになったくらいですし。聞いたコトねぇよアメストリスってのかよこの国、みたいな(笑) にしてもだ、コレは今でも軽い疑問なんですけど、荒川さん的に物語全体の構想で彼らの登場予定は元からあったんだろーか? ここ結構ビミョーな気がするんですよねー。登場回数が増えてくれば、その分”役割”を与える機会も構想も増えるから、自然、重要度は高められるんですけど、元の最初ではどーだったんだろ。作者自身が「最終回は初めから決めてる」と事あるごと言ってるよーなマンガでもあるから、この辺よけいに気になる箇所だったりします。

とまぁリンたち東からの来訪者の他にも、バリーの再登場に引き続くマスタング大佐らとの接触や、なによりホムンクルス達及び彼らの”父”という世界の闇の中で動く者達の会合など、いくつか「点」で置かれていた要素が少しずつ「線」になろうとしていってますが…まぁ、全体的に今巻の内容はどーにも”繋ぎ”といった感覚の方が目立ってますかねー。



▽自薦名場面 ― 147〜150ページ

 ―――パン

        ドッ――!!

 「――これは錬丹術………陣も無しにやってのけおったのカ!?」

まぁ今回のキモは選出真ん中の2ページかね、アルフォンスの陣描画無し錬成・初披露。物語を追ってく中では「いよいよ遂に!」といった印象のとても強いこのシーンだけど、その期待に相応しい良い見せ場になってますなー。まさしく絵で見せる/魅せる場面だぁね。ところで、ココではあえて切ったシーン選出の後に続くアルのセリフだけど、コレ実はストーリー上で深い意味合いがあるよーに思えるんだけど。や、ほとんど直感に近いんだけど、何かありそうなんだよなぁ。



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2007/08/07