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感想・漫画編。

金色こんじきのガッシュ!! 2巻

著者:雷句誠

出版元:少年サンデーコミックス

"魔物の子供達"のバトルマンガ第2巻。前巻からの続きも含め、短いエピソードで4本の内容。つーかこのマンガ、基本的に長編のエピソードってあんまやらんのよな。

まぁ2巻とゆーコトで、まだ世界設定をはじめとして、物語的な進展とゆーモノはさほど見当たりませんが。でもそんな中、各キャラの性格なんかは早くも明確になっている感じですね。違う言葉を使えば、キャラが立ってるとでもいいますか。

てなワケで、まずは主人公その1・ガッシュ。年相応に子供らしく、素直で思いやりもある、ひと言で表せば「よい子」、です。そんな「(推定で5〜6歳と思われる)子供」ながらも、その歳に対して(良い意味で)不相応な気迫の高さには、なかなか目を見張るモノが。まさに「成長の楽しみなキャラ」といえましょう。でもまぁ、色々ほめたところで基本的にゃお子ちゃまだったりするのが、ガッシュとゆーキャラなのですがねー。83ページとか150ページとか、気持ちは解るけど悔しいからって泣くなオマエ(笑)

じゃあ次、主人公その2の清麿。1巻の頃の、世間に対して憤っていたようなヒネていたような様子は、早々にしてどこ吹く風か。弱きを助け、悪意や暴力を許さず、ガッシュとは少し違う"向き"の思いやりも持つ、まさしく「正義の味方」となっております。また高度な知識と、ソレをあらゆる場面で活かせる知力も兼ね備えた「天才」としても、色々なシーンで描かれています。コイツもまた「成長っぷりが期待できるキャラ」ですねぇ。ところで清麿って「やかましい」が口癖だよなー。基本的にはつっこみキャラだからか、よー似合うわ(笑)

んで最後に、(出番の多さはさておくとして(←カッコ内なのにデカい)ヒロインの鈴芽スズメ。何事にも一生懸命で、誰よりなにより心優しい、彼女もまた「良い娘」…なのですが、あまりにもスカポンタンすぎるぞこの娘さん。「気だての良い優しい女の子」って、ヒロインとしてはありがちですが、加えて「おバカさん」っつーのはあまり例を見ない気がします。てか鈴芽の場合ホント、天然ボケをすっ飛ばしてるもんなぁ(笑)

そんなこんなで、各キャラの言及に続いてストーリーの側に移りたいと思いますが…ソチラサイドについては、今回はサクッと、ラストの自薦名場面でまとめてしまいましょー。



自薦名場面 ― 188ページ

 「魔界にやさしい王様がいてくれたら… こんな…つらい戦いはしなくてよかったのかな…?」

2巻のラストページ。ガッシュと清麿の"進むべき道"を決定づけた、コルルが残したひと言です。このときふたりが抱いた悲しさや辛さ、おのれの無力に対する悔しさ、そして「王を決める」という馬鹿げた戦いへの怒りにも似た感情。それら多くの"思い"が、その後長きにわたって「優しい王様」を目指す、すべての原動力となった。大ゲサでも何でもない、彼らにとってはまさしく運命的な出来事。それがこのひと言。それがこの出会いと別れ。ホントいうと他のシーンと迷ってたんですが、やはり今回は作品の根幹ともいえるこの場面を。



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2005/04/02