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感想・漫画編。

D.Gray-manディー・グレイマン 4巻

著者:星野桂

出版元:ジャンプコミックス


エクソシストのバトルマンガ4巻。エクソシスト元帥護衛の任務通達を繋ぎに、「孤城の吸血鬼」編の前半を収録。新キャラは、ラビ、ブックマン、クロウリーの3名。何気に多いね。まぁ3人目は、レギュラー扱いするにはまだ「いちおう」とゆー感じではあるけど。

つーワケで、この巻からすっかり「コミックス1冊でエピソード1本ジャストの収録」とゆー状態から外れてしまうワケですが。まぁ今までの作劇がまとまり良すぎただけで、フツーのマンガはこんな風にある程度までのまとまりで収まってるのが当たり前だしなー、今までが逆に特異に過ぎたとも言えるか。ともあれ、今巻の内容はパーッと読む分にはなんとなくコメディ路線がやや強めに見えますな。そりゃいちおう、逆境の中で改めてアレンがアクマと戦う理由を再確認したり、元帥襲撃の知らせによりこの先待ち受ける激しい戦いを予感させたりと、これまでどーりのハードな描写は無いこともないですが、それよりは合間々々に挟みこまれるコメディ描写の方が目立つ感じですねー。特にクロウリーが出てくる場面なんて、いかにもホラーっぽく描かれるんだけど、毎度直後にお軽いコメディが入ってくるから、ハードな展開にはほとんど感じませんしね。まぁ私はそーゆーギャグのが実は好きだから、この巻のお軽い感じはまるっきり”有り”なんですけどねー。ストーリーマンガはモチロン好きだけど、本棚にはギャグマンガが割合多く並んでるもんなー、オレの部屋って。

それにしてもだ、普段は物語の方にばかり目を向けるから、良きにせよ悪きにせよあまり気にしないんだけど、今更ながら本作は絵のクオリティ高いなー。特にこの巻は、クロウリーの表情なんかが何気にスゴいですね。彼は普段の状態と吸血鬼モード(←勝手に命名)との性格的なギャップもあるから、覚醒状態の凄みが更に際立って見えます。絵的な部分で気に入ってるのは、見開きの100〜101ページですか。黒多めで暗い画面の中に、浮き上がるような白い顔で村人に噛みついてるクロウリーとゆー、絵的なギャップとソレが生み出すホラー感が、もう。マンガにとって肝心なのは、当然ナカミのお話自体の面白さですけれど、こーゆー絵を見てるとやはり、作画の重要性を改めて感じさせられますねー。やっぱクオリティの高いマンガって読んでると楽しいもんな。



▽自薦名場面 ― 162〜165ページ

 「アレイスター・クロウリー、あなたは本当に吸血鬼なんですか?」

 「――吸血鬼か、だと?」

 ―――ガブッ―――

 「――クックックッ…アクマなど知らん。私はただこの快楽を楽しめれば良いのだ。
  人生楽しく生きたいだろう!! 何者にも縛られず、自由に本能のままに!! 誰かに生き方を決められるのなどまっぴらごめんだ。

  だから、殺す。
  お前もな♪」

吸血男爵・クロウリー、月下での講釈。ここの彼のセリフは、心情的には結構深い意味合いを持つセリフなんですけど、今回それは別にどーでも良くて(笑)単に絵的な部分と言葉的な部分の格好良さだけで選出してたり。アレンの髪を噛み千切ってしゃべるコマなんか、あえてハデさは無いけど地味な迫力があって好きなんだよなー。



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2006/11/07