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感想・漫画編。

D.Gray-manディー・グレイマン 10巻

著者:星野桂

出版元:ジャンプコミックス


エクソシストのバトルマンガ、ココで遂に10巻到達。アレンがよーやくリナリー達と合流し、物語は江戸編第2部とでも言うべき展開、ノアの方舟へと舞台を移行。全体的にはドラマ性よりもバトルメインの内容だぁね。今巻の表紙はミランダさんだけど…この人ぶっちゃけ出番少ないンですガそのへんどーなん。( ̄▽ ̄)(←イヤな微笑み)

てなワケで、収録の前半は江戸でのバトルとアレン合流、後半は方舟での対戦カードでは1stラウンドになる神田VSスキン・ボリックといったトコですか。じゃあ順番に、ティエドール部隊3名の大暴れから、いよいよ満を持してのアレン再登場なワケですけど…オイシイとこ持ってきすぎだろ主人公(大笑) ヒロイン(リナリー)の絶体絶命のピンチにさっそうと現れ千年伯爵に相対するって、まさに狙ったかのような復活劇模様だよなー。そもそも、リナリー達にとって彼は生死もハッキリしないまま(あれ、生きてること自体は知ってたか?)リタイアして離ればなれになった人物ですからねー、それがイキナリ登場したと思いきや伯爵相手に"ガチ"ときたもんだ。まぁ主人公のヒーロー性を示す作劇としては王道的な演出ではあります。実際、カッコイイことは格好いいしなぁ、ココでのアレン。伯爵も彼を見て、「まるで"愚かな道化オーギュスト"を追い回す"白い道化クラウン"のよう」と言ってますが、この辺もまた、白・黒ふたりの"道化ピエロ"というアレンと伯爵の因縁を改めて示していますねー。まぁ彼らの場合、どちらが黒でどちらが白と言えるのかまるで判断つかないというのも面白い、ってか興味深くありますか。

そして後半は神田とスキンの大バトル。ここはまた別に、アレンのような因縁だとかも無いのでただ純粋にガチ戦闘やってるだけなのでドラマ性はかなり弱いですが、その代わりひたすら派手なバトル模様が見応えある作画の連続となってはいます。神田も久しぶりの活躍で、第3段階目の武器能力解放まで見せてくるし。「六幻」とゆーからには、最終的に第6解放まで残ってんでしょーけど、はてさてソレが描かれるのはいつ頃になりますやら。

で。そんな対決カードの中で少しばかり明らかにされたスキンの過去、というよりはノアの一族のバックボーンが、密かにかなり意味深な様子です。彼らには彼らなりの"正義"があった上で破滅のシナリオを演じているのは、これまでにも多少明らかにされていた要素ですが、どーもその辺かなり複雑で深い宿命が横たわってるようで。イノセンスをまるでひとつの人格(人物?)のように捉え、「奴を許すな」と呪詛のごとく呟き続けるスキンの姿。元からこの作品が、単純な善と悪との戦いの物語だとは思っていませんでしたが…エクソシストとノア、イノセンスとアクマ、それぞれの上に在る"神"とその"真実"は一体何ものなのか。白でも黒でもない灰色とは、あるいはこの物語そのものにも当てはまるのかもしれません。


▽自薦名場面 ― 51ページ

 「お、落ち着くさ二人とも、
  ここ一応
感動の再会…「「うるせェ刈るぞ」」

今回はギャグシーン。絵的に映える場面は多いんだけど、なんかこのシーンやたら好きなんだよなー(笑) 「刈るぞ」って、なにカットするつもりですかアンタら。全体の会話込みで取り上げようかとも思ったけど、ちと冗長に過ぎた感じなのでキモの部分だけチョイス。



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2008/11/11