マリオ&ルイージRPGとは大体こんなゲームだ。 ・主人公、素っ裸にタオル一丁で登場 ・マリオ後ろ後ろ! ・姫様、気持ちは解りますがしゃべらないでください(城が崩壊するので) ・クッパ、今回は良いヤツ(ただし出場から1時間で強制リタイヤ) ・どうしてみんなルイージの名を呼ばないのだろう ・マリオBros.ふたり仲良く大気圏突入 ・キャラステータスHIGE (※マリオ達のヒゲの艶を表します) ・もっとも輝いているキャラは王子 ・身分証明=ジャンプ ・どうしてみんなルイージに冷たいのだろう ・つーかまともなヤツがいないのかマメーリア王国
そしてそのフザケた物語を演出するのが、ドットで描かれたキャラクター達。3Dポリゴンでの演技が主流となりつつある中で、ものすごい量のアニメーションが用意されています。とにかく動く。ドット絵であることを忘れるくらいよく動く。特にそのアニメーションが映えるのが戦闘シーンで、マリオとルイージのアクションパターンがトンでもなく豊富。通常攻撃でもブラザーアタックでも、さらには敵の攻撃を受けるときですら多種多様なアクションを見せます。「ポリゴン? ソレって美味しいの?!」ってぐらいのドット絵に対するこだわりようは、もはや見事というほど。 ゲーム自体は、マリオタイトルらしく戦闘はもちろんフィールドでも様々なアクション要素を必要とするため、全体的に飽きることなく遊べます。またそのバランスも比較的ゆるめに取られているおかげで、アクションゲームが苦手なヒトにもなかなか良い感じ。また、過去のマリオタイトルをより多く遊んだ人間には端々でニヤリとさせられる演出が含まれていたりして、所々でそういう楽しみ方もできます。 そんな中での欠点は……実は本タイトル、GBプレイヤーでのプレイ時にGC用コントローラーの振動機能が働くようになってるんですよ。ソレって正直どうかなぁ、と。GBプレイヤーはあくまでGBA及びGCにとっての”オマケ”であり、コレで遊ぶことを半ば本道としてしまうその要素は余計だったんじゃーないだろうか。まぁ、コレを欠点とするのは少々揚げ足取りが過ぎるとも思いますがね。
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